投資の世界のメカニズムから見えてくる、個人投資家におすすめの投資との向き合い方
40代 子供3人5人家族の家計管理(と雑記)ブログを運営している”ぷろまね”です。
今回は、「投資の世界のメカニズムと個人投資家としての投資との向き合い方」について書いてみます。よろしくお願いします。
リンク集🌟:【ぷろまねさん家の家計簿ブログ】まとめページへ
本記事は
◇主に40代以降で老後の資産形成に初めて取り組もうとしている方。
に向けて、同じく40代で投資に取り組み始めた筆者のお考え記事です。
※最初に・・投資は自己責任でお願いしますね。
※本稿も(相変わらず)ぷろまねが勝手に考えたもので、その確からしさについて検証していません。飽くまで「読み物」としてご覧いただけると嬉しいです。
本稿はシリーズものです。合わせてお読みいただけると嬉しいです。
◇40代以降から始める投資の話。無理のないリタイア後の生活を実現する為に必要なこと。 - ぷろまねさん家の家計簿ブログ
◇【資産運用 考え方】40代以降から始める投資の話。僕たち「靴磨きの少年」が採るべき投資行動とは - ぷろまねさん家の家計簿ブログ
◇【資産運用 考え方】40代以降から始める投資の話。株式インデックス暴落時に恐怖しない為の『積み立て投資におけるリスク許容度の捉え方』を考える。 - ぷろまねさん家の家計簿ブログ
◇【資産運用 考え方】40代以降から始める投資の話。(老後の資産運用)年金受給時にこれだけ持っていれば、人生最後の日までお金に困らない。算出式。 - ぷろまねさん家の家計簿ブログ
◇40代以降から始める投資の話。効率的市場を形成する機関投資家達の行動を考える。【資産運用 考え方】 - ぷろまねさん家の家計簿ブログ
◇インデックス投資と「確率の箱」。投資を継続する為に知っていて損はない統計の話。 - ぷろまねさん家の家計簿ブログ
【おまけ】
リストラされた後、そのままセミリタイア生活に移行したいが、必要な資産額を知って、打ちのめされる【家計管理 取り組み】 - ぷろまねさん家の家計簿ブログ
投資の世界と資金の流れについて、
ぷろまねさん家の家計簿ブログへようこそ。
本ブログは我が家の資産形成における、家計管理の実践記ですが、
家計管理における管理対象の一つに「資産運用」を含めている為、
投資に関する記事も書いています。。
ぷ:( ゚Д゚)そういうブログ
というわけで、今回は、
投資の世界がいまいちよくわからいけど、
老後資産の準備の為に、投資を始めてみた貴方に向けて、
投資における資金流出入の振る舞いについての筆者のイメージを書いてみます。
ぷ:( ゚Д゚)運用資産は何故上がったり下がったりするのか?
ぷ:( ゚Д゚)まずはざっくりでも、その仕組みを知っておけば、
ぷ:( ゚Д゚)もし、運用額に大きな変化(特に下落)がおきても、怖くない。
ぷ:( ゚Д゚)と、思いましたのでな。
・・・
では、まず最初に筆者の持った考えを言っちゃいますと、
ぷ:( ゚Д゚)投資の世界においても、やはり
ぷ:( ゚Д゚)自然の理のとおりに物事が動くものだね。
ということです。
というわけで、
本記事では、そのお考えの背景を解説しつつ、
そんな中で、我々個人投資家(・・というかアッシとしては)はどう立ち振る舞えば、より理に叶ってるかな?
ということを、勝手に妄想してみます。
・・・
ぷ:( ゚Д゚)なお、アッシのスペックは、
ぷ:( ゚Д゚)老後資金の準備のため、
ぷ:( ゚Д゚)40代から資産運用(投資信託)を始めた。投資の世界のド素人(専門知識なし)。
ぷ:( ゚Д゚)リスクを取って失敗(大損)した場合、
ぷ:( ゚Д゚)リカバリーできる時間は残されていません。
ぷ:( ゚Д゚)それ故に、資産運用については良く勉強をして、
ぷ:( ゚Д゚)慎重な判断と責任を以て行動しようと思っている人です。
ではでは、、
ぷ:( ゚Д゚)そんなアッシと同じあなたに届けたい。気持ち。。
「自然の理」の視点で投資の世界を見てみよう
では、まず、筆者が自然の理と言ったその理について紹介します。
それは、
「水は低きに就くが如し」
です。
これは、孟子曰はくのことばでして、有名ですね。
ぷ:( ゚Д゚)一度は聞いたことがあるんではないでしょうか?
捉え方は幾つかありますけど、今回はimidasに記載の言葉に習ってみます。
imidas.jp
「水は低きに就くが如し」
低いほうに向かって水が流れるように、自然の法則どおりに物事が運ぶことをいい、自然の理に逆らっても無駄であることにたとえる。
ぷ:(。-`ω-)うーん。そのとおり。
ぷ:(。-`ω-)水は高きから低きへ流れる
ぷ:(。-`ω-)風は高気圧から低気圧へ吹き、
ぷ:(。-`ω-)熱は高温から低温に移動し、
ぷ:(。-`ω-)電流は電圧の高いところから・・・と
ぷ:(。-`ω-)・・例を挙げればキリもなし・・
そうですね。。コレは自然の理です。
なので、これは投資の世界にも当てはまる。「ハズ」と考えます。
ぷ:( ゚Д゚)当然そう考えるのが普通!・・確証はないけど。
となれば、これは唯の言葉遊びですが、
これを、投資の世界に当てはめてみると、
単純に、
「金融資産(投資資金)は割高から割安へ流れる」
と言えるわけです。
奥さん:( ゚Д゚)そんなの当たりまえ。
奥さん:( ゚Д゚)っぽく聞こえますが、
そうですよね。。
でも、、これを、、「っぽく」ではなく、
自然の理(絶対的なモノ)として扱う視点から投資の世界を見てみると、
ぷ:( ゚Д゚)随分、いろんなモノが見えてくる。
ぷ:( ゚Д゚)と、思うんだよね。
・・・
では、次から、複雑すぎる投資の世界を
「金融資産(投資資金)は割高から割安へ流れる」
という、単純な視点に「固定して」見てみましょう。
ぷ:( ゚Д゚)・・・敢えて偏った視点で見てみることが、
ぷ:( ゚Д゚)物事の理解に役立つこともあります。
投資の世界のメカニズム
それでは、「金融資産(投資資金)は割高から割安へ流れる」の理の視点に立って、
投資の世界と金融資産の資金の流れ方について、以下の順で紹介していくことにします。
- 水は低きに就くが如し。その原理。
- 投資の世界と資金の動き
- 流れを生み出すメカニズム
- 割高ー割安は何できまるの?
- 資金の流れを生み出すチカラ
そして、上記の紹介結果を元に、アッシと同じ、
6.「投資初心者におすすめの投資との向き合い方」
について紹介したいと思います
ぷ:( ゚Д゚)長文となりますが、何卒お付き合いください。。
水は低きに就くが如し。その基本原理
最初は、「水は低きに就くが如し」その基本原理と投資の世界の関係について紹介します。
まず、「水は低きに就くが如し」これを、まんま絵で考えてみます。
こんな感じ。
奥さん:( ゚Д゚)そのまんま。
そうですね。自然のまんまに任せれば、
水は高いところから低いところに流れます。で、その逆は無い。
って考えが原理です。
じゃあ、この水の流れの原理について、ちょっと見方を変えて2つの容器に注がれた水の関係で表してみます。
これ、
二つの容器に水か注がれて、貯まっている様子です。
そして、2つの容器の間には仕切り板があって、お互いの水の行き来はありません。
奥さん:( ゚Д゚)うむ。
じゃあ、この仕切り板を抜くとどうなるでしょうか?
奥さん:( ゚Д゚)そりゃ、たくさん水の入った方から少ない方へ流れるよね。
では、見てみましょう。
奥さん:( ゚Д゚)正解!
ぷ:( ゚Д゚)水位の高いところから低いところへ水が流れるよね。
ぷ:( ゚Д゚)んで、左の容器の水位は下がり、右の容器の水位は上がると。。
そうですよね。そんなの至極あたりまえですね、、
・・ちなみに、
2つでそうなら、3つの場合も同じ様に考えられますし、
容器が4つ、5つ、6つと増えていったとしても。。
ぷ:( ゚Д゚)いくつあっても同じことです。
ぷ:( ゚Д゚)水は高きから低きへ移動します。
で、
このイメージが「まんま」投資の世界でも当てはまる
ぷ:( ゚Д゚)ハズである。と考えるわけです。
・・・
先ほど書きましたけど、投資において、「水は低きに就くが如し」は、、
「金融資産(投資資金)は割高から割安へ流れる」
と言える(ハズな)わけですから、、
そのイメージはどういう風に描けるのか考えてみましょう。
・・・
奥さん:( ゚Д゚)ウーム。。
奥さん:( ゚Д゚)こんな感じかしらね。
奥さん:( ゚Д゚)ある金融資産の評価額を水に例えると
奥さん:( ゚Д゚)割高(金融資産A)から割安(金融資産B)に流れたとき、
奥さん:( ゚Д゚)資産Aの評価額は下がり、資産Bの評価額は上がる
奥さん:( ゚Д゚)・・という訳です。
奥さん:( ゚Д゚)qグッ! いい感じ。
そうですね。評価額を水に例えるのは悪くないですね。。
ぷ:( ゚Д゚)確かに、間違いではなさそうだよな。。
・・・なんですけどね。。でも、それだけだと、
半分しか説明できてない。。
ぷ:( ゚Д゚)と、思うんだよね。
奥さん:( ゚Д゚)え~!
・・・
じゃ、もう半分は何?
というのは、後で説明するとして・・
説明が足りないだけで、間違いではないと思われるので、
とりあえず、金融資産についてはこのイメージをもって、次の話に行きましょう。
奥さん:( ゚Д゚)何が足りないのよ。マッタク。。
投資の世界と資金の動き
それでは次に、投資の世界の理(と勝手に決めつけた)
「金融資産(投資資金)は割高から割安へ流れる」
について、その理が”成り立つ世界”を見てみましょう。
ぷ:( ゚Д゚)水の流れや、電気の流れ、熱の流れ。。それぞれの理が”成立する世界”がありますよね。
奥さん:( ゚Д゚)水、電気、熱。の世界・・ですよね。
ぷ:( ゚Д゚)じゃあ、投資の理の世界だってあるわけです。
では、ざっくりとその世界を見ていきましょう。
奥さん:( ゚Д゚)お金の世界💦
まずは、これ、金融資産の世界です。
ぷ:( ゚Д゚)まず、代表的な投資(金融)の世界ですね。
ぷ:( ゚Д゚)株式、債券、コモディティ(貴金属、エネルギー、農産物等)と
ぷ:( ゚Д゚)現金。
ぷ:( ゚Д゚)からなる”金融カテゴリ”で構成された世界です。※
※本記事では不動産は考えません
そうですね。
まずはこの範囲をイメージします。そして、
ぷ:( ゚Д゚)たとえば、「株式」や「債券」という、一つ一つの金融カテゴリの中にも、様々な金融資産があります。
そうですね。。
で、これら全てが、結びつきを持ち、
「金融資産(投資資金)は割高から割安へ流れる」
の原理に従い、投資資金を常に流動させている。
ぷ:( ゚Д゚)わけですな。
例えば、
「株式」が「債券」「コモディティ」に対し割高になった場合はこんな感じになります。
ぷ:( ゚Д゚)で、投資の世界では
ぷ:( ゚Д゚)同一の金融カテゴリの内部(ex「株式」の中でも)から
ぷ:( ゚Д゚)他の金融カテゴリ(株式、債券、コモディティ、現金)との間まで、
ぷ:( ゚Д゚)投資の世界の中で構成されるあらゆるの金融資産の間で、
ぷ:( ゚Д゚)「金融資産(投資資金)は割高から割安へ流れる」の原理に従って、
ぷ:( ゚Д゚)さっき奥さんが言った、下の状況が起きているわけですな。
ぷ:( ゚Д゚)そして、この流れに抗うのは無理ってことなんでですな。
奥さん:( ゚Д゚)ふーん。。
奥さん:( ゚Д゚)なんで?
ぷ:( ゚Д゚)うっ・・
ぷ:(;一_一)なんででしょ・・
じゃあ、次はその”なんででしょ?”について見ていきましょう!
流れを生み出すメカニズム
じゃあ次は、金融資産の流れを生み出すメカニズムについて、書いていきます。
ぷ:( ゚Д゚)相変わらずの独断と偏見で書いてきます。
ぷ:( ゚Д゚)間違っててもご愛敬。7~8割あっていれば、ヨシとします。
メカニズム1:資金の流れは資産の「売買」によって起こる
じゃあ、最初に基本的なところから、資金の流れって何?です。
これは、当然ですけど、投資の世界においてその正体は「売買」です。
例えば、
金融資産Aと金融資産Bがあるとして、今、AからBへ資金が流れたとします。
これは、正に
「金融資産Aを売って金融資産Bを買う」
ことで、起こるわけですね。
奥さん:( ゚Д゚)これは分かる!!
奥さん:( ゚Д゚)売ってから買う。。まさに「売買」。こうやって資金は動くわけね。
奥さん:( ゚Д゚)楽勝です!
そりゃーよかったです。
じゃあ、次行きましょう!
メカニズム2:資金が流れる時に儲けが生まれる
売買により、資金が流れる(移動する)のは分かったとして、、
そもそも、なんで「売買」するんでしょうか?
奥さん:( ゚Д゚)うっ。。そりゃあ、
奥さん:( ゚Д゚)儲けたいからです!(あてずっぽ)
・・・
お、正解です。
商売の基本、売買によって儲けたいからです。
もうちょっと、書くと、
金融資産は売買(資金の流れ)によってその価値(評価額)が変わりますよね。
奥さん:( ゚Д゚)そうですね。この記事でも何度も出てきてます。
で、投資の世界では、この価値の差(評価額の差)が利益になるのです。
いわゆる。
安く買って、高く売る。(もしくはその逆、高く売ってから、安く買い戻す。)
ってことです。こんな感じ、
ぷ:( ゚Д゚)要するに、投資の世界では、
ぷ:( ゚Д゚)資金が流れる(売買)時に、儲けが発生するわけなんだよね※
※損することもあります(マイナスの儲け)。
ぷ:( ゚Д゚)だから、
ぷ:( ゚Д゚)売買するわけ。・・単純な理由だね。
奥さん:( ゚Д゚)そうね。。単に儲けたいのよ。
ぷ:( ゚Д゚)身も蓋もナシ。。
じゃ、次いってみよう!
【補足】モノ・コトが移動した時に利益が発生する。について。
じゃあ、ここで、ちょっと横道にそれます。
先ほど、投資の世界では、「資金が移動するときに儲けが発生する」。と書きました。
実は、これと同じことは、いろんな場面で言えるのです。
・水車:水の流れが水車を動かす。
・電球:電池の+-を流れる電流(電気の流れ)によって点灯する
・風力発電:風の流れが電気を起こす
・焼肉屋:熱の移動が、おいしい焼肉を生み出す
・心:感動が人を動かす
ぷ:( ゚Д゚)「何かが動く時に人にとって役立つものが生まれる」
ぷ:( ゚Д゚)これはもう、自然の理なのです。
ぷ:( ゚Д゚)・・というわけで、
ぷ:( ゚Д゚)べつに投資の世界が特別なわけでもないのです。
メカニズム3:機関投資家によって、理がつくられる
では次に、投資の世界における機関投資家の役割について書いてみます。
・・ここまで、資金の流れが生まれる理由を説明しました。
奥さん:( ゚Д゚)まあ、基本的なことよね。
ですよね。。。ではここで、
もう一度、孟子の言葉を思い出してみましょう。
ぷ:( ゚Д゚)「水は低きに就くが如し」ですね。
ぷ:( ゚Д゚)自然の理(法則)。。
そうですね。。
では。。この言葉について質問してみます。
「水は低きに就くが如し」は何故、自然の理なのでしょうか?
ぷ:( ゚Д゚)??
奥さん:( ゚Д゚)ハァ?。。
奥さん:( ゚Д゚)ちょっと何を言ってるのか分からないんですけど。。
奥さん:( ゚Д゚)何故といわれても・・そういう決まりだからです!
だから、、何故それが決まりなの?
奥さん:( ゚Д゚)しらんがな!
ぷ:( ゚Д゚)・・うーん。。ヒント頂戴。
じゃあ、ヒントです。
この理ですが、”宇宙”では成立しますでしょうか?
奥さん:( ゚Д゚)うっ!
奥さん:( ゚Д゚)たぶん・・しないと思う。
なんで?そう思うの?
奥さん:( ゚Д゚)だって、無重力だから。高いも低いもないでしょーに・・
奥さん:( ゚Д゚)ん?
奥さん:( ゚Д゚)!? お、分かった!
奥さん:( ゚Д゚)「水は低きに就くが如し」が自然の理となるのは、
奥さん:( ゚Д゚)地球には重力があるからです。
そ、正解!
地球には重力があるから、水は高いところから低いところに流れる。
そういう決まりになるわけです。
もちっと、正確な言葉でいうと、
「重力」に支配された世界(これを「場」という)において、「水は低きに就くが如し」は自然の理(法則)として成り立つ。
わけなのでした。。
奥さん:( ゚Д゚)ふーん。。で、なんでこんな話してるの?
うっ💦
それは、、つづきをどうぞ・・
・・・
じゃあ、これを投資の世界に当てはめてみます。
その理は何でしたっけ?
ぷ:( ゚Д゚)「金融資産(投資資金)は割高から割安へ流れる」です。
そうでしたね。
ならば、これも、水の流れと同じように考えると、
投資の世界において、この理(資金は割高から割安へ流れる)が成り立つならば、
投資の世界も、
理(法則)を理(法則)たらしめる。
”巨大な力”に支配されている。
と考えるのが、自然な事なのです(言い切り!)。
ぷ:( ゚Д゚)まぁ、そうでしょうね。
では、この巨大な力は何かというと、、
ぷ:( ゚Д゚)これは知ってる。。機関投資家です。
そう。機関投資家、このブログでも何度も登場しています。
その機関投資家の投資行動。これが、重力の様に、
”巨大な力”として投資の世界を支配している訳です。
なんでかというと、これは筆者のイメージですが、
まず、今日において、世界中の金融資産の売買の約95%が機関投資家によるものです。
ぷ:( ゚Д゚)まず、扱う資金量が半端ない。
そして、機関投資家は全世界のありとあらゆる情報をかき集める能力を持ちます。
ぷ:( ゚Д゚)割高、割安の情報をいち早く判断する。
ぷ:( ゚Д゚)その速さ、光の如し。
そして、これが一番ですが、機関投資家の存在理由は「誰より、儲ける」なのです。
なので、この方達は、
24時間365日ぶっとおしで
・ありとあらゆる売買の技術を駆使して(減っても、増えても、見込みでも)、
・世界中の割安資産を見つけ、
・莫大な資金を、
・誰よりも早く移動させて
儲ける。。
ということをやってるわけ。
で、この行為が”巨大な力”として、投資の世界を支配することになり、
「金融資産(投資資金)は割高から割安へ流れる」
が自然の理(法則)になるわけです。
ぷ:( ゚Д゚)と、(勝手に)思ってマス。
というわけで、
ぷ:( ゚Д゚)機関投資家というお化けが投資の世界にいて、
ぷ:( ゚Д゚)これが、投資の世界の法則をつくっているので、
ぷ:( ゚Д゚)それに抗うことなど、一個人では到底不可能です。
ぷ:( ゚Д゚)ということを筆者は言いたかったわけだ。
奥さん:( ゚Д゚)そういうことですか、、
奥さん:( ゚Д゚)ながながと説明ありがとう。
どういたしまして、
以上、資金の流れを生み出すメカニズムの紹介でした。
【補足】機関投資家とマグロ
先ほど、機関投資家の存在理由を書きましたケド、機関投資家は一部を除き(政府機関とか)基本的には儲けることを宿命づけられた、”儲け追及マシーン”です。
なので、もし機関投資家が儲けられなくなったら、それはその存在理由を失ったことであり、それは投資家としての死(顧客の信頼を失う)を意味します。
なので、機関投資家は”待つ”ということができません。待ってる間、儲けられないからです。
なので、機関投資家は休むことなく資金を動かし続けるのですね。”割高から割安”へです。
まるで、泳ぎを止めたら死んでしまうマグロのようですね。
割高ー割安を決めるもの
では、次です。ここからは、
「金融資産(投資資金)は割高から割安へ流れる」
の「割高」と「割安」を決めるモノについて書いていきます。
ぷ:( ゚Д゚)さっき、奥さんに半分正解と言いましたけど。
ぷ:( ゚Д゚)そのもう半分のことです。
奥さん:( ゚Д゚)そうでした。(わすれてた💦)
そうですね。
ぷ:( ゚Д゚)ではでは
・・・・
「割高」と「割安」を決めるモノ。
それは何かといいますと、
これも、筆者の唯のイメージなんですけども、
投資の世界の住人の資産に対する「期待」によって決まるのではないかと考えます。
奥さん:( ゚Д゚)そらまた、あいまいな。。
そうですね。。ま、でも、これが妥当なところなのではないかと思います。
ぷ:( ゚Д゚)投資する人は、資産のもつ”本来の価値としての期待値(額)”を持っていて、
ぷ:( ゚Д゚)期待値(額)より、現在の評価額が高ければ、割高。
ぷ:( ゚Д゚)期待値(額)より、現在の評価額が低ければ、割安。
ぷ:( ゚Д゚)と決定する。じゃないかと。考えます。
イメージを書くと次のような感じです。
ぷ:( ゚Д゚)まーそうなんでしょうね。たぶん。
ぷ:( ゚Д゚)でも、それは分かるけど。。
ぷ:( ゚Д゚)じゃあ、ソレ(期待値)を決めるのは誰なの?っていうと、
ぷ:( ゚Д゚)それは決してアナタではなく、
ぷ:( ゚Д゚)もちろんアッシでもなく、
ぷ:( ゚Д゚)機関投資家達なんだよね。
そうですね。本来、期待値は誰が決めるものでもないんですけど、
機関投資家達はとにかく、世界中の膨大な情報をいち早くかき集める能力を持ち、
かつ莫大な資産を扱うので、
結果的に、この期待値は機関投資家達によって作られている。
もしくは、制御(コントロール)されている。
というか、されてしまう。
と考えるのが妥当です。
こんな風にです。
ぷ:( ゚Д゚)”期待値”は
ぷ:( ゚Д゚)世界中の”機関”という名”組織(集団)”が持つあらゆる情報の総意として
ぷ:( ゚Д゚)「瞬間的」に決まるわけで、、その結果。
ぷ:( ゚Д゚)ついさっきまで”割高”と思われてたものが、”割安”になったり
ぷ:( ゚Д゚)ついさっきまで”割安”と思われてたものが、”割高”になったり
するわけです。そして、
ぷ:( ゚Д゚)まさに「その瞬間」に
「金融資産(投資資金)は割高から割安へ流れる」に従い、
ぷ:( ゚Д゚)資産の売買(資金の流れ)が起こるわけです。
なぜか?
ぷ:( ゚Д゚)機関投資家は”誰よりも儲ける”ために存在するためです。
ぷ:( ゚Д゚)そして、そんな機関投資家同士も競争しているからですね。
ぷ:( ゚Д゚)・・早いもの勝ちの世界ですから。
こんな感じです。
で、その結果、
割高分、割安分はすぐに機関投資家の利益となり、期待値通りの評価額になる。
ぷ:( ゚Д゚)わけなのでした。
以上、「金融資産(投資資金)は割高から割安へ流れる」
の「割高」と「割安」を決めるモノについて書いてみました。
ぷ:( ゚Д゚)それは、「期待値」からの「乖離分」というわけですな。
ぷ:( ゚Д゚)そしてそれは、一瞬で機関投資家達の売買利益となる。。なので、
ぷ:( ゚Д゚)その結果として現れる、インデックス指標であるとか、株価のチャートは、
ぷ:( ゚Д゚)機関投資家達の「期待値」を表している。。ともいえる。
ぷ:( ゚Д゚)と、勝手に思ってみました。
・・では、つぎは
次は、資金の流れを生み出すモノについて書いてみます。
【補足】機関投資家と効率的市場
上記は、特に、株式市場で言われている。機関投資家達によって作られる、「効率的市場」の考えについて、筆者なりの解釈を書いてみたものでした。
効率的市場とは、次の様なモノでして、
効率的市場:競争市場では、その金融資産の価格はその価値を正確に表している。
この定義に基づくと、
世の中の金融資産に「割高」も「割安」も存在せず、ただ、期待値通りに価値(評価額)は推移する。
という訳です。確かに、期待値から乖離した分(「割高」「割安」)は、一瞬で、機関投資家達の利益となるのだから、そうなんだろうなと思います。
だから、個人投資家として、
よく「割安」銘柄を買う。。ということが言われますけど、
これはホントは正しい表現ではなく、
本来は「期待値」の低い銘柄を買う。が、正解なのではないかと筆者は思う訳です。
で、もともとの「期待値」が低いのだから、
・もう上がるしかない。と思うか。
・もう上がることもない。と思うか。
その辺が個人投資家としての判断の分かれ目なんだろうなと思いました。
いずれにせよ、個人投資家は、「割高」「割安」で利益を得ることは到底できず、
機関投資家達が作り出す「期待値」の変化分で利益を得るしか方法はない訳ですね。
ぷ:( ゚Д゚)完全に機関投資家様の意のままにって感じですね。(哀)
資金の流れを生み出すチカラ
ここまでで、インデックス指標や株価などの、
”金融資産の価値(評価額)”は、
投資の世界を支配する、機関投資家達の”期待値”である。のではないか。
ぷ:( ゚Д゚)という風に書きました。(但し、正しさは保障しません。)
というわけで、
ここでは、その機関投資家達の期待値に影響を及ぼす(あろう)代表的な事例をかいてみます。
ぷ:( ゚Д゚)個別の企業情報とかは、アッシに分かるハズもないので割愛します。
生み出すチカラ1.景気循環と経済指標
最初は、最も長い間隔で、金融資産の価値(期待値)に作用する景気循環です。
ぷ:( ゚Д゚)好況、不況のサイクルですね。
こちらは、皆さんも良くご存じだと思います。世の景気の良い、悪いが、金融資産の期待値に作用するわけですね。
こんな感じ。
ぷ:( ゚Д゚)学校でも習いました。
景気は、上の様に波の形のイメージで書くことができ、谷から谷(若しくは山から山)を1つのサイクルとして
拡大期⇒好況期⇒後退期⇒不況期
を繰り返していくものです。
上図は「株式」の金融カテゴリーを例とした期待値の図ですが、あらゆる金融資産の期待値は景気循環に影響を受けます。
ぷ:( ゚Д゚)これは株式の例でして、当然、不況に強い(期待値が上がる)
ぷ:( ゚Д゚)金融資産もあります。(金などのコモディティや不動産)
ぷ:( ゚Д゚)大きくは、この景気の波に従い資金の流れ起きるわけです。
また、ミクロな視点では、各国が定期的に出す、経済指標に連動します。
ぷ:( ゚Д゚)この経済指標を見て、景気の行先を判断しているのかなと思っています。
ぷ:( ゚Д゚)「○○国 経済指標カレンダー」で検索するといいと思います。
ぷ:( ゚Д゚)指標はいっぱいありすぎるので、アッシには到底分かりません。
生み出すチカラ2.国策
次に「国策」です。国策は金融資産の期待値に大きな影響を与えます。
「金融政策」「税制」から「政権交代」「紛争」まで、国策に応じ、これまでの期待値のトレンドが大きく転換する場合もあります。
こんな感じ
ぷ:( ゚Д゚)例えば、2020年代の米国でいうと、コロナショック後の急激な株価上昇は
ぷ:( ゚Д゚)金融緩和施策によるものであり、
ぷ:( ゚Д゚)その後の、金利上昇の予測や紛争懸念による株価変動も、
ぷ:( ゚Д゚)国策によって引き起こされたものといえます。
ぷ:( ゚Д゚)国策が金融資産の価値(期待値)に与える影響は絶大なのです。
ぷ:( ゚Д゚)景気循環のフェーズ(好況⇒不況)の転換へも影響を与えます。
生み出すチカラ3.経済活動(企業活動)
では、最後に、経済活動(企業活動)です。
投資の世界は、代表的に「株式」「債券」「コモディティ」「現金」(不動産は除外してます)の金融カテゴリで構成されていると書きました。
そして、
前述した、「景気循環と経済指標」「国策」は、これら全ての金融カテゴリの金融資産の価値(期待値)に影響を及ぼします。
ですが、、
経済活動(企業活動)は「株式」カテゴリーの金融資産の価値(期待値)のみを対象とし、
その価値(期待値)への影響は、経済活動が拡大する限り、時間と共に高まり続ける特徴を持ちます。
こんな感じ。
ぷ:( ゚Д゚)この特徴は、「株式」だけが持っている特徴であり、
ぷ:( ゚Д゚)他の金融カテゴリにはありません。
ぷ:( ゚Д゚)なので、「株式」の金融資産は経済活動が拡大するにつれ(時間の経過と共に)、
ぷ:( ゚Д゚)他の金融カテゴリ(債券、コモディティ)に対しても、相対的に
ぷ:( ゚Д゚)期待値が高くなっていきます。
これは何を言っているかというと、
「株式」の金融資産は、他の金融カテゴリに対して、時間と共にその価値が「割安」になっていく仕組みを持っている。
ぷ:( ゚Д゚)と、言う事なんだな。
・・・
以上、”金融資産の価値(評価額)”に影響を与える事例の紹介でした。
【補足】”期待”について
この記事では、インデックス指標や株価等の価値を、機関投資家達の”期待値”のバロメータとして置き換えることができると、勝手に妄想しているのですが、(保証はしませんよ。この記事はただの読み物です)
では、なぜ、”期待”としたのかについてかいみます。
期待とは、読んで字のごとくですが、「期」を「待つ」です。
これには「未来に起こり得る事象を予測して、待ち構える」の意味を持ちます。
似たような意味の言葉として、”希望や願望”がありますが、これは”期待”とは少し意味合いが異なり、こちらは「未来そのものに対し、こうあってほしいと望む」ことです。
実際に、インデックス指標等をウォッチしていると気づくことですが、これらは、少し先の未来に起こり得る事柄が、実際に起きるまでに、変動します。
ぷ:( ゚Д゚)所謂、織り込みって動きです。
この動きは正に”期待”に基づいたモノといえるでしょう。金融資産の価値は常に、現実に起こる・予測される未来を見据え、待ち構える様に動くのです。
ぷ:( ゚Д゚)なので、金融資産の価値は”期待値”である。と思うのです。
というわけで、ここで一つ、
機関投資家と個人投資家の決定的な違いを書いてみます。
・機関投資家達は、”期待”を以て、
・個人投資家は、”希望と願望”を以て
投資をする。
ぷ:( ゚Д゚)この違いを認識できたら、いいんじゃないかと思います。
投資初心者におすすめの投資との向き合い方
如何でしたでしょうか、ここまで、投資の世界も「自然の理の通り」になっている。
と、(勝手に)前提を設けた上で、その視点から投資の世界を眺めてみたらどう見えるか?
を考えてきました。
では、ここからは、そんな投資の世界に初めて参加するあなたに向けて、筆者がおすすめする投資との向き合い方をかいてみます。
ぷ:( ゚Д゚)あくまで、”向き合い方”を書いています。
ぷ:( ゚Д゚)投資は自己責任でお願いしますね。
ではでは、
向き合い方1.投資の世界の特徴について学ぶこと
では、おすすめの向き合い方その1.を紹介します。それは
「投資の世界の特徴について学ぶこと」です。
ぷ:( ゚Д゚)うん。うん。
最近、初めて資産運用を始めた皆さんは、何故それを始めたのでしょうか?
おそらく、
老後2000万円問題とか、貯蓄から投資へとか、積み立てNISAとか、iDeCoとか、はたまた、書籍やブログ、YouTubeの動画かもしれませんが、そういった情報に触れた結果、「長期、分散、積み立て投資」によって、初心者にも十分な資産を築けると判断したためではないかなと思います。
で、その判断に異論は全くないです。
ぷ:( ゚Д゚)アッシもそうだったし。
ただ、筆者が思うに、それは、運用による資産形成の、
「プロローグ」と「エピローグ」をきちんと理解できた。。に過ぎない。
ぷ:( ゚Д゚)と、言う事なんだと思うよ。
おそらく、老後の資産形成の為に、投資の世界に足を踏み入れたばかりの皆さんのほとんどは
「長期、分散、積み立て投資」
それが重要、かつ十分なんじゃないか。と思っていると思います。
ぷ:( ゚Д゚)それ以上、知る必要もない。なんて簡単なことなんだ!
ぷ:( ゚Д゚)って感じですかね。
ぷ:( ゚Д゚)アッシもそうだったし(2回目)。
ただ、
究極的には、それだけで十分といえる(と筆者も思う)のですが、
一つ懸案があるのです。それは、
今後少なくとも、”十年単位で、運用を続けなければならない”
という現実です。
その途中、あなたは、
山あり、谷あり、とんでもない大底(2番底、3番底など)あり、と、
あなたの資産にとって様々な、
困難な状況(時には、余りにも悲惨な状況)
を経験することになります。
ぷ:( ゚Д゚)これまでコツコツ積み上げてきた資産が半分になった~とか。
そんな中、いつの日か覚えた、
「長期、分散、積み立て投資さえすれば上手く行く」”だけ”を自分の”全ての拠り所”として、盲目的に運用を続けることは、非常に難しいのです。
なぜならそれは、
他人が言った・書いた言葉だからです。
ぷ:( ゚Д゚)自分の資産が大きく変動するとき、
ぷ:( ゚Д゚)他人の言葉を信じている場合、それに向かって
ぷ:( ゚Д゚)様々な誘惑が襲い掛かります。特にありがちなのは、
ぷ:( ゚Д゚)今回だけはちがうのかもしれない。ダメなのかもしれない。
ぷ:( ゚Д゚)こっちの方が良い。といった
ぷ:( ゚Д゚)他人のことばです。手持ちの資産を手放したくなる誘惑です。
だから・・・
「学び」が必要になるんじゃないかな。
ぷ:( ゚Д゚)と思うんだよね。
あなたが足を踏み入れた世界が、どういう世界なのか?
「投資の世界の特徴について学ぶこと」です。
投資の世界は決して無秩序ではありません。
資産価値が変化する。それは、なぜ、どのように起こるのか。
その特徴をすこしづつ学んで、
その仕組みを少しづつ消化していきましょう。
そしていつか、
最初に覚えた「長期、分散、積み立て投資さえすれば上手く行く」が
”妥当なのである”と自分で判断できる様になったならば、
その判断理由こそが、
自分にとって、真の意味での
長期積み立ての途中で起こる様々な困難・誘惑に打ち勝つ”拠り所”となるでしょう。
以上、おすすめ向き合い方その1.「投資の世界の特徴を学ぶこと」でした。
ぷ:( ゚Д゚)本記事も筆者が学んだことを、自分の言葉で整理したものです。
向き合い方2.自身の個人投資家としての認識
では、次です。おすすめの向き合い方その2.を紹介します。それは
「自身の個人投資家としての認識」
です。
ぷ:( ゚Д゚)長期積み立てにおける矛盾(パラドックス)の中で、
ぷ:( ゚Д゚)自分が個人投資家であること強く意識することです。
ではでは、
機関投資家と個人投資家の投資手法の違い
・・・
これは、前にも書きましたケド、
投資の世界には、
その世界を牛耳る機関投資家と、我々のような個人投資家がいます。
そして、
機関投資家と個人投資家は、その投資行動が決定的に違うのです。
で、
ぷ:( ゚Д゚)まずは、この違いを認識すべきかなと思います。
その違いとは、
投資をする。
なのです。
そして、
「期待」と「希望・願望」の意味の違いについても書きました。
◇期待と希望・願望の意味の違い
・期待:「未来に起こり得る事象を予測して、待ち構える」こと
・希望、願望:「未来そのものに対し、こうあってほしいと望む」こと
です。
個人投資家は自己責任において、
未来を信じて、いつどうとでも投資することはできますが、
機関投資家の様に”期待”をもって投資ができません。
ぷ:( ゚Д゚)機関投資家と渡りあいたいなら、あなたは、世界中の膨大な情報を得る方法と莫大な資金を、個人として持つ必要があります。
ぷ:( ゚Д゚)できたら神。
そんなことは、当たり前ですよね。。
・・・
では、機関投資家はどうでしょうか?
これは意外と気づきにくいことなのですが、
機関投資家は逆に、
個人投資家の様に”希望や願望”をもって投資できない。
のです。
なぜなら、世のホボ全ての機関投資家は「今」が全てなわけだからです。
「今」儲けないと、それは機関投資家として失格です。
なので、基本的には遠い未来のことなどを考えていません。
ぷ:( ゚Д゚)と思うんだよね。
・・・
というわけで、結局上記の関係はどういうことなのかというと、下の図の様な訳です。
図は、個人投資家と機関投資家が利益確定として設定出来得る 投資期間の幅(レンジ)と、個人投資家の利益の獲得難易度を示したグラフです。
その特徴は
となります。
ぷ:( ゚Д゚)個人投資家はいつ利益を獲得するかを自由に決められますが、
ぷ:( ゚Д゚)機関投資家の投資行動の影響を受けるほどに、近い未来とした場合
ぷ:( ゚Д゚)機関投資家達の期待に対し、まちがった判断をしたら、
ぷ:( ゚Д゚)それは一瞬で機関投資家の儲けになります。
投資の世界の理から言えば、そうなるわけです。
「遠い未来」に「希望と願望」を持ち、「今」を捨ておく
さきほど紹介しましたように、機関投資家と個人投資家は運用の方法が異なります。
なので、「長期、分散、積み立て投資」を目指すならば、
なるべく、遠い未来に「希望と願望」(=利益獲得の時期)を置くべきです。
今よりも、時間が離れる程、日々の資産価値の変動は平均化していき、その資産が持つ期待リターンに近づくからですね。
ぷ:( ゚Д゚)うん。うん。
なので、
あなたが「長期、分散、積み立て投資」を目指すならば、
おすすめの投資との向き合い方としては、なによりもまず、以下をはっきりと認識することなんだと思います。
◇長期投資を目指す方へのおススメの向き合い方
①【自分と相手を認識する】
⇒自分は個人投資家であり、相手は機関投資家である。
②【自分に出来て、相手に出来ないことを認識する】
⇒自分は個人投資家として、「希望と願望」によって利益を得る。
③【自分に出来ず、相手が出来ることを認識する】
⇒自分は個人投資家だから、「期待」によって利益を得ることが出来ない。
④【自分が不利になる条件を認識する】
⇒「今すぐに」利益を得ること。(機関投資家のレンジでの勝負)
⑤【自分が有利になる条件を認識する】
⇒「遠い未来」に利益を得ること。(個人投資家のレンジでの勝負)
⑥【結果、導かれる自分のとるべき投資行動を認識する】
⇒「今」を捨ておき(資金を捨てるつもりで)投資すること。
です。
奥さん:( ゚Д゚)確かに、自分の立場はちゃんと知っておいた方がいいかなと思うけど、
奥さん:( ゚Д゚)・・最後はなに??
そうですね。じゃあ、最後のことばについて説明します。
これは「長期、積み立て投資」における一つの矛盾っぽいことなんだけど、
長期、長期とはいうものの、実際そのために資金を投ずるのはいつだって、
「今」だってことなんだよね。
積み立て投資に至っては、今後、十年単位で毎度、毎度、その時、その時の、
「今」に資金を投ずるわけです。
そして、「今」こそは機関投資家の独壇場なのです。。もろに。
要するに、
われわれ個人投資家は「長期」で利益を得たいハズなのに、いつも、
機関投資家達の土俵の上で、個人投資家としては、最も不利な状況で、自分の大切な資産を投じ続けなければならい。。というわけなんです。
ぷ:( ゚Д゚)これが「長期、積み立て投資」の矛盾。
奥さん:( ゚Д゚)ふーん、なるほどね。。
奥さん:( ゚Д゚)確かに、投資した瞬間に急落したりするもんね。
ぷ:( ゚Д゚)・・そゆこと。
というわけで、「長期投資」で資産を形成したいなら、
この矛盾を乗り越えなければならないわけです。
・・・
で、そのために必要なことは、
「投資の世界で」
「自分は何者で」
「どうすることで利益を得ることが出来るようになっているのか?」
それをいつも意識することなんですね。
則ち、あなたが個人投資家として成功したいなら、
◇個人投資家としての投資への向かい方
・「自分が出来ること」⇒希望と願望で投資
・「自分が有利になること」⇒遠い未来に利益を得る
・「自分がとるべき行動」⇒今を捨ておき、投資する。
これらを、しっかり認識することをおすすめするわけです。
ぷ:( ゚Д゚)最後に笑う為には、
ぷ:( ゚Д゚)機関投資家の餌食になることを理解した上で、
ぷ:( ゚Д゚)投資をつづけることが大事です。
奥さん:( ゚Д゚)遠く未来に希望を持ち、
奥さん:( ゚Д゚)そんな金くれてやる!ぐらいの気持ち、
奥さん:( ゚Д゚)それが、「今を捨ておく」ってことなのね。
そういうことかなと思います。
以上、おすすめ向き合い方その2.「自身の個人投資家としての認識」でした。
向き合い方3.投資の世界の理が、株式運用にもたらす恩恵
それでは最後、おすすめの向き合い方その3.を紹介します。それは
「投資の世界の理が、株式運用にもたらす恩恵」です。
本記事の前半では、投資の世界と、その世界の理について考えたことを紹介しましたが、
ここからは、その特徴が、株式運用に対しどのような恩恵を与えるのかを考えてみます。
ぷ:( ゚Д゚)よろしくです。
個人投資家は投資の世界に登場しない
では、最初におさらいしましょう。本記事では、次の様に投資の世界を考えてみました。
◇投資の世界の概要
【投資の世界】
「株式」「債券」「コモディティ」「現金」の金融カテゴリで構成※
※不動産は除外してます
【投資の世界の理】
「金融資産(投資資金)は割高から割安へ流れる」
【資金の流れ(割高、割安)を生み出すチカラ】
①景気循環 ②国策 ③経済活動
【資金の流れを作る人】
「機関投資家」
ですね。
では、まずは、この投資の世界で起こることの全体感を「人の体の血液の流れ」を参考にイメージしてみます。
◇投資の世界の全体感
投資の世界では、人の体全体をめぐる血液のように、全ての金融カテゴリの間で、金融資産の割高から割安へ資金が流れ続けている。
人の場合は心臓が血液の流れを生み出している様に、投資の世界では、景気循環、国策、経済活動 がその流れを生み出している。
血液中の赤血球は体全体の細胞に酸素を運ぶ役割を担うが、投資の世界では機関投資家が投資の世界に数多存在する金融資産に資金を流す(資産価値を作る)役割を担う。
という感じですかね。ここでは
人の体=投資の世界
心臓=景気循環、国策、経済活動
赤血球=機関投資家
細胞=金融資産
酸素=資金
として考えてみました。
ぷ:( ゚Д゚)筆者はこのようなイメージを持ってます。
奥さん:( ゚Д゚)わかったような、わからないような。。
ぷ:(;一_一)うーん。そうですか・・ちょいと細いかな。。
じゃあ、
別の表現で一言で書きます。投資の世界の全体感は、
「機関投資家がいつも儲けを求めて、投資の世界を縦横無人に駆け巡っている。」
ということなんだな。こんな感じ
ぷ:( ゚Д゚)機関投資家達が猛烈に動いてる!!感じです。
奥さん:( ゚Д゚)すごいわちゃわちゃしてるね。
ぷ:( ゚Д゚)そです・・(注:筆者のイメージです)
で、、、??
と思ったことは無いでしょうか・・?
奥さん:( ゚Д゚)あの、一つ聞いてもよろしいでしょうか?
奥さん:( ゚Д゚)私たちは?
ぷ:( ゚Д゚)ん?
奥さん:( ゚Д゚)いや、個人投資家・・
ぷ:( ゚Д゚)あー、そんな人達いたねぇ。。
奥さん:( ゚Д゚)ナヌ!?
ぷ:( ゚Д゚)影響力無さすぎなので、投資の世界から省略しました。
奥さん:(# ゚Д゚)ナヌぃ!!
ぷ:( ゚Д゚)うーん。。じゃあ、登場させてみますかね。ほい。
奥さん:(;一_一)うぅ。。
ぷ:( ゚Д゚)でも、まぁ、そんなもんでしょ。
ぷ:( ゚Д゚)会社でいったら・・窓際族?
ぷ:( ゚Д゚)なんかいるみたいね。。的な
奥さん:(;一_一)しどい。。
そうですね。
投資の世界の理から見るに、個人投資家はロール(役割)を持ちません。
なので、登場人物になり得ません。
ただのモブ。もしくは、エキストラなのです。
ぷ:( ゚Д゚)かなしいけど、それが事実。だとおもうよ。
個人投資家は機関投資家を利用する
というわけで、投資の世界において個人投資家は役割を持ちません。
資産の価値を作り上げるのは、常に機関投資家だからです。
奥さん:(;一_一)悲しすぎる・・何をやっても意味なしってことじゃん。
・・そうでしょうか?
それはちがうと思います。投資の世界の理が分かったなら、
個人投資家がとるべき戦略は見えています。
投資の世界でなんの役にも立たない個人投資家。だからこそ、
発想を転換させて考えます。それは、
です。
機関投資家を利用する。それが、個人投資家の戦略になるわけです。
奥さん:( ゚Д゚)ナヌ!?
ぷ:( ゚Д゚)そゆこと。じゃあ、どういうことか書いてみます。
例えば、今日、頑張って働いて稼いだお金を投資したとします。
その後、資産価値(評価額)がどんどん減っていったとします。
この時あなたはどう思うか?です。
奥さん:( ゚Д゚)ひ~資産がどんどんなくなっていく~💦
でしょうか?
まあ、確かにそうなんですが・・
こう考えることも出来る訳です。
奥さん:( ゚Д゚)今、この資産に価値はないらしい(なぜかは皆目分からないが、、)
奥さん:( ゚Д゚)だから、今日投資したこの資金を
奥さん:( ゚Д゚)機関投資家さんが別のところに持ってて、更に価値を増やしてくれている。
奥さん:( ゚Д゚)何もできない自分の代わりに。
どうですかね。上の2つは全く同じ意味なのです。何故かと言うと、
・・・
前述したとおり、投資の世界では、資産が移動した時に儲けが発生します。
そして、機関投資家は儲けた資金で更に資産を増大させていくのです。
・・・
先ほどのように、自分が投資した後に資産の価値が減った。というのはどういうことかを考えます。
質量保存の法則でもないですが、この時減った資産って「消えてなくなった」わけではないのです。
自分の知らないどこかに「移動」したわけです。機関投資家が持っていきました。
さて、この時、機関投資家はどうなってるかというと、
持っていく時の資産価値(評価額)の差分で儲け、
持って行った先の資産価値(評価額)の差分で儲ける
わけです。要するに機関投資家の資産はどんどん増えます。
そして、個人投資家としては、この機関投資家の行動を「期待」するわけです。
いつか、
「いろんな場所で儲けに儲けた機関投資家の莫大な資産が、自分の資産に流れ込む(戻ってくる)」
その時を「待ち構える」
わけです。
ぷ:( ゚Д゚)これが個人投資家で出来る唯一の”期待”なのかもね。
奥さん:( ゚Д゚)ふーん。
奥さん:( ゚Д゚)そう考えると、気分も落ち着く。
奥さん:( ゚Д゚)頑張って稼いで頂戴!いい便りをまってるよ~。って感じ。
以上が、
投資の世界での個人投資家の戦略
「機関投資家に投資して、自分の代わりに価値を作ってもらう」
なのでした。
ぷ:( ゚Д゚)と思うんだよね。
「株式」だけが持つ引力
ここまで、
投資の世界において、特に役割を与えられていない。個人投資家の戦略について考えてみました。
それは、
「機関投資家に投資して、自分の代わりに価値を作ってもらう」
でしたが、それは要するに、
いつか、機関投資家がどこかで作った資産を背負って自分の所へ戻ってくることを
「待つ」ってことなんですね。
ぷ:( ゚Д゚)結局、個人投資家として勝つにはそれが 一番理に叶った方法なんだよね。
・・というわけで、
それが正しいと仮定した場合、次の問題は、
「最も機関投資家が資金を流入させる金融資産は何のか?」
になるわけです。
ぷ:( ゚Д゚)「株式」「債券」「コモディティ」「現金」の金融カテゴリ
ぷ:( ゚Д゚)個人投資家は投資の世界のどこに留まると、
ぷ:( ゚Д゚)一番 機関投資家の資金が集まってくるのか?
ってことです。
・・で、その答えは、
「株式」なわけです・・
奥さん:( ゚Д゚)なんで?
ぷ:( ゚Д゚)うーん。なんで、わかんないのよ?
奥さん:(# ゚Д゚)うっさいわね!
・・その理由ですが、
本記事で、投資の世界において資金の流れを生み出す三つの力を紹介しました。
【資金の流れ(割高、割安)を生み出すチカラ】
①景気循環 ②国策 ③経済活動
ですね。この内①②は、「株式」「債券」「コモディティ」「現金」の全ての金融カテゴリに分け隔てなく影響を及ぼしますが、、
③だけは、「株式」のみに影響します。
そして、前にも書きましたが、この特徴は、経済活動の拡大による資産期待値の増加である為、
③が影響しない「債券」「コモディティ」「現金」に対して、
相対的に「株式」は、機関投資家達にとって、
時間と共にその価値が「割安」になっていく。
様になっているのです。
ぷ:( ゚Д゚)日々の仕事の頑張りが、株式の期待値を上げていくわけです。
で、
このチカラが、投資の世界の理
「金融資産(投資資金)は割高から割安へ流れる」
に従い、機関投資家を引き寄せるんですね。引力の様に。
ぷ:( ゚Д゚)なので、個人投資家は「株式」のポジションで待ってれば、
ぷ:( ゚Д゚)例えば、国策などを起点とした資産価値の急変によって、
ぷ:( ゚Д゚)一度、どこかに去っていった機関投資家達も
ぷ:( ゚Д゚)時間が経てば、去った先で儲けた資産も引き連れて戻ってくる。
ぷ:( ゚Д゚)という感じなんだな。。理屈上は。
こんな感じ
ぷ:( ゚Д゚)「株式」が急落や暴落後に更に上昇するというのは、
ぷ:( ゚Д゚)こういうことが起きている・・ともいえるのかもしれません。
以上、「投資の世界の理が、株式運用にもたらす恩恵」でした。
まとめ
本記事では、複雑でよくわからない「投資の世界」で起こる全ての事象は、
「金融資産(投資資金)は割高から割安へ流れる」
という、シンプルな法則(投資の理)に従って起きている。と仮定し、
その法則が”正しい”とする立場に立脚することで見えてくる
投資の世界のメカニズムを整理しました。
そして、そのメカニズムから学び取れることとして、
筆者を含めた「個人投資家」と、
投資の世界のメインプレイヤーである「機関投資家」の
投資行動の違いを検討し、その特徴から、
我々「個人投資家」が持つべき、投資の世界との向き合い方(理に叶った考え方)について、紹介しました。
・・・
ぷ:( ゚Д゚)という話でした。
ぷ:( ゚Д゚)というか、前提とした「投資の理」自体が、検証されてないので、
ぷ:( ゚Д゚)この記事は唯の読み物ですけどね・・
奥さん:( ゚Д゚)おいおい。。
・・・
ぷ:( ゚Д゚)まーでもですね。老後資産などの資産形成をめざす。
ぷ:( ゚Д゚)投資初心者の我々にとって、
ぷ:( ゚Д゚)結果的に「長期、分散、積み立て投資」
ぷ:( ゚Д゚)を株式で実現することが、最強!!
ぷ:( ゚Д゚)という結論は変わらなかったので、ヨシとする。
・・・
というわけで、
ぷ:( ゚Д゚)この記事は、最近投資を始めた方に向けて、書きました。
ぷ:( ゚Д゚)「長期、分散、積み立て投資」・・何故これが
ぷ:( ゚Д゚)個人投資家にとって、最強の投資手法なのか?
ぷ:( ゚Д゚)過去100年以上の歴史がそうなっているから。。だけでなく、
ぷ:( ゚Д゚)投資の世界の理(公式)を仮定することで、
ぷ:( ゚Д゚)投資の世界のメカニズム上(理論上)、そういう仕組みになっている。
ぷ:( ゚Д゚)だがら、今の株価の変動なぞ気にせず積み立てするのである。
ぷ:( ゚Д゚)ってのが伝わったら、嬉しいと思ったんだよね。
なお、100年の歴史が証明するものは、こちらで検討しています。
>>インデックス投資と「確率の箱」。投資を継続する為に知っていて損はない統計の話。
ぷ:( ゚Д゚)米国株式インデックスに20年投資すれば100%負けない。
ぷ:( ゚Д゚)過去100年の株価の歴史のメッセージ。
というわけで、
以上でこの話は終わりですが、最後に一点だけ、
ぷ:( ゚Д゚)株式が良いとは書きましたが、なんでもいいわけではありません。
ぷ:( ゚Д゚)長期投資に適した投資商品を選択ください。
ぷ:( ゚Д゚)あと、いつもの言葉。
ぷ:( ゚Д゚)投資は自己責任でお願いしますね。
以上です。
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