ぷろまねさん家の家計簿ブログ

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プロマネ職40代会社員の長期 家計管理と資産形成の記録です。子供3人5人家族の家計と日常における 気づきや、思ったこと、考えたこと残します。

【資産運用 考え方】40代以降から始める投資の話。僕たち「靴磨きの少年」が採るべき投資行動とは

こんにちは、ぷろまねと申します。本ブログはプロジェクトマネージメント職としての自身の経験をに基づいた、子供3人5人家族の家計管理プロジェクトの実践記(と雑記)です。
今回は「資産運用 考え方」です。投資の世界の右も左も分からない ぷろまね が採った投資行動を書いてみます。

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本記事は

◇主に40代以降で老後の資産形成に初めて取り組もうとしている方。
に向けて、同じく40代で投資に取り組み始めた筆者のお考え記事です。

※最初に・・投資は自己責任でお願いしますね。
※本稿も(相変わらず)ぷろまねが勝手に考えたもので、その確からしさについて検証していません。飽くまで「読み物」としてご覧いただけると嬉しいです。
※本記事では靴磨き職についての記載がありますが、その職業自体について特別な意図を持つものではありません。

本稿はシリーズものです。合わせてお読みいただけると嬉しいです。

 

40代から老後の為に投資はじめるなら、その向き合い方を考えておかないといけないと思う。


ぷろまね家の家計管理では、現金貯蓄と資産運用との組み合わせを行っています。

なんでかって?

それしか、老後に十分な資産を準備する方法が無いからです。

だから、リスクをとって増やすしかないんです。

ホンネは、

ぷ:(´・ω・)もし、銀行に預けてお金増えるならやりません。

ぷ:(´・ω・)もし、誰かがお金くれるならやりません。


ですけどね。。


でも、ぷろまねは42才まで投資をやったことがありませんでした(今年45才)。

それゆえ、、

こんな、ど素人おっさんが投資に向き合うには、それなりの考えを持っておかねば、

ぷ:(´・ω・)あっちゅう間に、食い物にされましたゆえ、市場から退場。。

ぷ:(´・ω・)で、年齢的にも挽回不可能。おさらばえ~。

という悲惨な未来が待っている。

と、思っておりました。

なので、、

ぷ:(´・ω・)それは嫌じゃ!!

ということで、このど素人おっさんは投資を始めるに際し

”それなりの考え”

をもって投資を始めております。

今回はその内容を紹介したいと思います。

これから投資を始める方に見てもらえるといいな。。

ではでは、

ぷろまね含めた投資初心者は、”自分は「靴磨きの少年」なのである。”と理解することから始めた。


それでは、はじめます。。

投資をされている方は誰もが知っている逸話があります。(実話かどうかはちょっと調べてたけど確証を得られませんでしたので・・・)

「靴磨きの少年」

第35代アメリカ大統領 ジョン・F・ケネディ大統領のお父さん ジョセフ・P・ケネディ1920年代、株でもうけた大富豪・・らしい)と靴磨きの少年の話です。

www.sbisec.co.jp1929年10月24日(木曜日)に大恐慌の始まりとなる米国株の最初の大暴落がありました。その少し前のジョセフ・P・ケネディ氏(第5代米国大統領ジョン・F・ケネディの父親)と靴磨きの少年の逸話は広く知られています。
ケネディ氏はその時までに株式投資で大儲けしていました。1928年冬のある日、オフィスに向かう途中で、靴磨きの少年に靴を磨いてもらいました。靴を磨き終わった後、その少年はケネディ氏に向かって「おじさん、〇△株を買いなよ」と言ったそうです。それを聞いて彼は「こんな少年までが株の儲け話をするなら、この後に株を買う人はいないから株式は暴落する!」と考え、すべての株式を売り払って難を逃れたとのことです。


というおはなし。

この話自体は、こうやってバブルは崩壊するんだゾ(もう買う人がいなくなったら、値が下がる。それこそ靴磨きの少年は最後の最後に買う人って意味)ってことなんだけど・・。

この話を所謂投資の世界の”バブル崩壊あるある話”で済ませるには早い。。っす。

というのは、

ぷ:(´・ω・)この話には、投資初心者が知っトクべき事実(本質)を示唆している。

って思ったからです。

で、ぷろまね思ったこの話が示唆している事実(本質)とは・・これです。

靴磨きの少年と、大富豪との違い(1920年代)

◇靴磨きの少年

  1. 銘柄を買うタイミングが分からない人
  2. 銘柄を売るタイミングが分からない人

◇大富豪

  1. 銘柄を買うタイミングを知っている人
  2. 銘柄を売るタイミングを知っている人

 分かりますかね?実に単純な差ですね。

ぷ:(´・ω・)知ってるか、知んないか、だけの話。

そうです。そして、ぷろまねは思いました。

ぷ:(´・ω・)アッシは靴磨きの少年の方ですな・・


・・・・

で、この話はまだ続きます。この逸話、いつの時代の話かっていうと。

「1920年代」ですね。。で、今は「2020年代」です。

あれから、100年経っています。で、この100年の間で株式市場というのは決定的に変わりました。

100年前は、富豪が個人で株式を売買してました。今はどうでしょうか?

今の富豪は株式の売買なんかしません。。

富豪は機関投資家
出資します。

そして機関投資家が”富豪からかき集めた莫大な資産”をもって市場に打って出ています。

それが、現在の状況なわけです。

一説によると機関投資家が市場取引の95%占めている状態なんですって。

で、この95%のモンスターたちは、その資金力と先端技術を用いて、世界中の情報を手に入れ市場に参入する。

こうなってくると、何がおきるかっていうと、さっきの靴磨きの少年の話で書いた

”事実(本質)”が変わってくるってことです。

こんな感じ。

靴磨きの少年と、大富豪ならぬ機関投資家との違い(2020年代)

◇靴磨きの少年

  1. 相も変わらず、銘柄を買うタイミングが分からない人
  2. 相も変わらず、銘柄を売るタイミングが分からない人

機関投資家

  1. 銘柄を買うタイミングにより市場価格をコントロールする人
  2. 銘柄を売るタイミングにより市場価格をコントロールする人

お分かり頂けたであろうか・・

投資における個人の意思など。。全く意味をなさないのである。。

そんな中、個人投資家の成功への道は唯一つ。機関投資家の意志に乗れるか?*1

だけである。。

但し、機関投資家は個人の意思など全く意に介さない。むしろ、

”ただのエサ”

といったところが事実かなと。。飽くまで、ぷろまね個人的に思いました。

ぷ:(´・ω・)理不尽すぎる・・・

という訳で、100年前も100年後も結論変わらず、


ぷ:(´・ω・)やっぱりアッシは100年後の”靴磨きの少年”ですわ・・


てのを、ぷろまね まずは理解したんですわ。。

ご参考:機関投資家の行動を妄想した記事

puromanesan.hatenablog.com

 

靴磨きの少年が採るべき投資行動


で、さてさて次は皆さんよくご存じのインデックス投資についてです。

前述までで、ぷろまねを含む投資初心者の皆さんにとって、

初心者がいきなり、現在の株式市場へ個別銘柄に手持ちの資産を投ずることは、、

ぷ:(´・ω・)・・・ハイリスクですよ。

ってのが分かってもらえたら嬉しいです。

というのは、初心者 かつ 40代以降が持つスペックは、既に書いた通り

◇40代以降で投資を始める人のスペック

  1. ちっとも銘柄を買うタイミングが分からない人
  2. ちっとも銘柄を売るタイミングが分からない人
  3. 食い物にされましたゆえ、市場から退場したら、年齢的にも挽回不可能。

な人だからです。そして、このスペックは正に、、

ぷ:(´・ω・)アッシのことです。。

このスペックの持ち主が個別株をやると、基本的に

1.→2.→3.の順にご臨終する場合がある。と思ってます。
なんせ相手は機関投資家です。レベル1勇者が、隣町に行く途中、いきなり大魔王ゾーメに出くわすようなもんです。

ぷ:(´・ω・)さすがにそこまでは・・ですが、最悪の場合そうなるってことです。

ぷ:(´・ω・)若しくは塩漬け状態とか・・

そんな、靴磨き少年 改め、靴磨きおっさんなぷろまねですが、それでも投資をしなければならない状況です。

じゃあ、どうするか?ということで、いつものプロマネ論でいくと、

リスク対処の方向性は、スペック3.

食い物にされましたゆえ、市場から退場したら、年齢的にも挽回不可能。

リスクを排除する。

になります。僕たち40代の初心者は論理的にはこれを最優先です。

なので、ぷろまねは個別銘柄とはサヨナラして、

インデックス投資一択っつー考えなんですよね。。
但し、NYダウや、S&P500や、TOPIX、全世界株式など、十分に分散された銘柄ですよ。。

インデックス投資についてはこちらをご確認ください

インデックス投資とは?メリット・デメリットをわかりやすく解説 | InvestNavi(インヴェストナビ)

一応なんでかっていうと、

インデックス投資はその一番の特徴が。。

指標(インデックス)は不滅である

からです。言い換えると

株式市場からの退場という
リスクを排除できる仕組みを持っている。

からです。

おそらく、国が無くなるまでこの指数が株式市場から退場することは無いでしょう。

S&P500指数

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マーケット|SBI証券


よく、分散投資のおすすめする理由に、

卵を一つのかごに盛るなとか、あります。

逆に、インデックス投資は、儲からないから、やるだけ無駄とか、

いろいろ、言われることがありますが、

そんなものはこの年で投資を始めるぷろまねにはあまり重要ではありません。

何故なら、それよりも優先度が高い判断基準があるためです。
(あくまでぷろまねの考えとしては、ですよ)。

ご参考:何故卵の話を重要と考えないか・・の記事

puromanesan.hatenablog.com


で、その基準とは、

不滅であること(2回目)

です。これが、ぷろまねがインデックス投資選択する理由です。

あとは、付属品です。


ぷろまねが、40代以降の靴磨き少年が採るべき投資行動は、

株式市場からの撤退リスクを排除した投資をする

と考えていますので、こういう結論にしかならないのです。
とはいっても、投資信託は償還される場合もあるので純資産額が十分にあるものを選択しましょう

ぷ:(´・ω・)ぷろまねは「守りながら、育てる」がモットーの資産形成をやってますしね。

靴磨きの少年がインデックス投資で取るべき投資行動


さてさて、前述までで、現代の靴磨きの少年が採るべき投資行動について、ぷろまねなりの考えを示しました。

やることは月並みですが、インデックス投資ですね。だけど、ちゃんと考え方を持って行動するのは、

ぷ:(´・ω・)それゆえにブレない。。

っていう『それゆえ』軸を自分の中でもつことになり、これが長期投資においてはとても大事な考えです。

ぷ:(´・ω・)と思うんだよね。

じゃあ、話を一つ先に進めまして、

インデックス投資における、靴磨きの少年が採るべき投資行動

を考えてみます。

それは、

インベスターリターン損失リスクを低減する投資行動

とぷろまねは考えています。

奥さん:(´・ω・)どういうこと?

株式市場では、所謂トータルリターンの利回りが一般的に使われています。

たとえば、米国株式インデックスであれば5~7%などです。

でもこれ、自分の投資結果が必ずこのリターンとなるとは限りません。

自分の投資結果のリターンは、投資家ひとりひとり違います。

この、実際に投資家が得たリターンを

インベスターリターンと呼びます。

インデックス投資においても、当然ですが暴騰もあれば、暴落も起きます。

そして、投資行動は個別銘柄と同じく

  1. 安く買って、高く売れば リターンは高く。
  2. 高く買って、安く売れば リターンは低い。

の結果となります。

その積み重ねが投資家ごとにインベスターリターンの差になって表れてくる

ぷ:(´・ω・)という話だね。

A君:(・ω・)そりゃそうっす。じゃあ暴落した時だけ買い増しっスね。

A君:\(^o^)/インベスターリターン最大化っス。

と、思いますよね。でも、ちょっと待って頂戴。

ぷ:(´・ω・)って話です。

もう一度思い出してみます。アンタのスペックはどうでしたっけ?

◇40代以降で投資を始める人のスペック(2回目)

  1. ちっとも銘柄を買うタイミングが分からない人
  2. ちっとも銘柄を売るタイミングが分からない人
  3. 食い物にされましたゆえ、市場から退場したら、年齢的にも挽回不可能。

ぷ:(´・ω・)アッシは靴磨き少年。


そうですね。それって、どういうことですか?

ぷ:(´・ω・)買うタイミングも売るタイミングもちっとも分かってないやつです。

そうなんです。靴磨きの少年がインベスターリターンを損失するリスクとしてまず挙げられるのは・・・

仮に頭でどれだけ理解しても・・

買うべき時に買えず、売るべき時に売れず。

なんですよね。

で、しかもです。

株式市場において、

前述した、市場価格をコントロールしているのは誰かを考えます。

ぷ:(´・ω・)機関投資家達です。

その人達は、個人投資家のことをどう思っているかを考えます。

ぷ:(´・ω・)ただのエサ・・です。

このことって、どういうことか?を考えます。

ぷ:(´・ω・)機関投資家達は、市場をコントロールし、個人投資家に高値掴み、安値売りする様仕掛けてくる

ぷ:(´・ω・)なぜなら、個人投資家のインベスターリターンの損失はそのまま機関投資家のインベスターリターンの増加になるから。

と、ぷろまねは思ってます。

要するに、、

ぷ:(´・ω・)靴磨きの少年が、タイミング投資なんて、機関投資家のカモになるだけよ。

ぷ:(´・ω・)で、インベスターリターンを損失する結果となる。

じゃあ、どうするのっていうと、やっぱりプロマネ論でいうと

  • ちっとも銘柄を買うタイミングが分からない
  • ちっとも銘柄を売るタイミングが分からない

のリスクを排除することで、インベスターリターンの損失リスクを低減する。

となります。

このリスクの排除は簡単です。インデックス指標の増減にとらわれず、自分の決めた資産を

ぷ:(´・ω・)淡々と積み立て投資する。

だけですね。

言い方を変えると、


ぷ:(´・ω・)要するに、機関投資家の思惑の外での投資行動を行う。

ということです。インデックス投資を行うと決めたなら、

指標が示す。
”経済の成長に投資する”のであって、日々の期待額に投資するのではない。

ぷ:(´・ω・)と決めました。

ぷ:(´・ω・)そうすっと、いつ投資すべきか?って考えなくていいので楽です。

ぷ:(´・ω・)だって、「今」投ずればいいから。

ぷ:(´・ω・)仮に今が高値であっても、いつかその額を遥かに上回るリターンを期待できるからです。

ぷ:(´・ω・)過去の高い、安い、なんて、ゴミみたいなもんス。

こんな感じ

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過去はゴミみたいなもんスの図

この方法は、理論的な最大リターンを得られる方法ではありませんが、

機関投資家の意図に左右されるリスクが排除されることにより、

長期的に見て、タイミング投資よりも、インベスターリターンの損失が低減されることになります。

ぷ:(´・ω・)ということでした。

ぷ:(´・ω・)聞いたことがあります。昔、いろんな人の長期インデックス投資の結果を調査した研究で、

ぷ:(´・ω・)最も儲けた人はだれか?

ぷ:(´・ω・)それは、投資していることを忘れてしまっていた人。だった。

これが、事実かと思います。

まとめ

という訳で、今回は40代以降に初めて資産運用しようと考えている方に向けた。投資への向き合い方についてぷろまねが考えたことを書きました。

◇40代以降初心者(=ぷろまね)の投資への向き合い方

  1. 投資初心者は誰もが、靴磨きの少年と同じであること。
    即ち、『買い時も、売り時も全然分かってない人』である。
  2. 40代以降の投資における最大のリスクは株式市場からの撤退であること。
    靴磨きの少年は機関投資家にとってカモがネギ背負ってる者にしか見えない。
  3. 株式市場からの撤退リスクを回避する為、その永続性をもって、インデックス投資(指標をトレースする運用)を選択する。
  4. インデックス指標の動向によらず、自身が決めたルールに従い投資することを基本とすることで、インベスターリターンの損失リスクを低減する

これが、分かったうえで、個別株に挑戦するのは全然OKと思います。
リターンが大きいのは事実だし。

ぷ:(´・ω・)と思いました。

ぷ:(´・ω・)投資は自己責任でお願いしますね。

以上です。

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*1:PERとか、ファンダメンタルズだとか、テクニカル分析とかあるけど、重要なのはそれをみて、自分はどうするか?ではない気がする。ホントは、それを見た機関投資家がどう行動するかを想像しなくてはならないってこと、、ぷろまねには無理です。。