【家計管理 始め方】4.家計の管理基準を作る決め手、「都合」を見える化しよう
こんにちは、ぷろまねと申します。本ブログはプロジェクトマネージメント職としての自身の経験をに基づいた、子供3人5人家族の家計管理プロジェクトの実践記(と雑記)です。
今回は、「家計管理 始め方」4.都合の見える化。です。よろしくお願いします。
◇このブログについて
プロジェクトは一般に「企画」→「計画」→「開発」→「検証」→「次の企画」・・の様に進みます。なので、ブログ全体として、ぷろまね家の家計を対象に上記一連の流れを見られる様、構成を計画しています。
本カテゴリでは「企画と計画」の部分を意識した記事を【家計管理 始め方】と称して、その「方法論」を中心に纏めていくことにします。企画と計画の精度がプロジェクト成否を決定づけることをお分かり頂ければと思いますし、その重要性は家計管理の場においても同じであることを、ぷろまね家の実践記を通して伝えていけたらと思います。
なるべく、ぷろまねが普段やってる業務手順に沿って記事進行いたします(途中、雑記も入ります)。
ではどうぞ。
分かってたことだけど、あなたと自分は同じではないです
あの人の様に沢山貯蓄できる様になりたい。資産運用で大きく稼ぎたい。って思うことはままありまして、そのためのコツやトラの巻も検索すれば沢山公開されていますし、自分でもできそうな感じで書かれています。
でも、実際やってみたらうまくいかない事って結構ありませんか?
何故でしょうか?やってみた方はお分かりですよね。向こうさんと自分とでは、なんか前提が違うわけです。
専念できる時間であったり、軍資金であったり、専門性であったり、独身か家族持ちか、本業の忙しさとか立場とか、タイミングも大事です・・・そのせいで、そもそも同じことができない。
そして、自分には無理だべ・・となってしまうと。。。あるあるです。
でもですね。ここで諦めてしまうのはまだ早いとぷろまねは思います。
何故って?向こうさんと前提が違うなら自分の前提でやり方を見直せば「やりたいこと・なりたいこと」を達成できる可能性があるからです。
自身が抱えている「都合」が実現可能な基準作りの決め手になる
そうですね。まず、理解しとくべきは、自分と他人は違うということです。そして この違いが同じゴールを目指した時、その達成手段に決定的な影響を与えるということです。
一段堀下げて考えてみます。
自分と他との違いとは何かを考えてみると、それは前段で述べた前提の違いです。
じゃあ、前提って何?っていうと、その人その人が抱えている「都合」の集合体と言えるのではないでしょうか。
うーん。分かったとして、結局何が言いたのでしょうか?と言われそうですね。
ぷろまねの考えでは、「できること」と「できないこと」は、最後はこの「都合によって決まる」*1と考えています。
例えば、
「3か月で100万円以上貯める」という目標を強い意志で決心したとします
・できる例:私の手取り月収は100万円だから月35万貯金すれば達成できる
・できない例:私の手取り月収は25万円だから、全額貯めても3か月では達成不能
ここで言う「私の手取り月収」が「都合」になります。
都合が目標に対しての「できる」「できない」を決定付けていることが分かりますね。(「強い意志」は実はあまり関係ないという・・)
では、手取り月収25万円の私は3か月じゃ無理なので「1年で100万円貯める」に目標を変えました。この場合 月8万円貯金できればホボ達成できますね。
ここで、管理基準の考え方を振り返ります。基準は 背景・目的・都合 の3点で決めると言いました。上の例えは次の様に書き替えられます
- 基準:月8万円貯金する
- 背景:この記事では書かれてません。前の記事に考え方(ありたい将来の姿)が書いていますのでご確認ください。ここでは仮に「子供の教育資金を500万円貯めたい」とします
- 目的:1年で100万円貯める
- 都合:手取り月収25万円
背景・目的・都合すべて納得できる内容ですので、この基準「月8万円貯金する」は実現可能な基準としてOKと言えるのです。
都合を見える化する方法
都合が基準を決定する重要な役割を持つことが分かりました。では当然「都合の見える化」をしたいですよね。
「家計」を対象として考えた場合、ぷろまねとしては以下が見えればがいいのかなと思います。*2
家計において見える化すべき「都合」
- お金の流れに対しての都合(給料期待額、一時金期待額、生活費、税金、ローンなどの金額)
- 家計に関与する人物の都合(妻、子供、親、親戚、の家計との関わり方 や お金に対する考え方・スタンス)
- 自分の都合(資産形成に対する考え方・スタンス)
一つ目の都合は、前の記事で述べた、家計の見える化の結果に対して、内容をくっつけることで見える化できます。
二つ目はユニークですね。実は家計管理って家族(場合によっては親族まで)の理解が大切です。家族のお金に対する考え方が「都合」に成り得ます*3ので折り合いをつけないといけません。
なので、都合として見える様にしておいた方がよいです。(ただ、見られたらケンカになっちゃうかもネ)
三つ目、これが最も基準に影響を与えます。人の心は移ろいやすいです。一度納得できたなら、ちょっとやそっとで変えてはいけません。ブレない心を持つことです。
まとめ
今回、家計管理ついて以下が言えました。
まとめ
- 「都合」を考えることが実現可能な基準作りの決め手になる
- 「都合の見える化」は家計においては、「お金の流れに対しての都合」「関係者のお金に対する考え方・スタンス」を明らかにすることが望ましい。
- 自分の「都合」が最も注意するべき要素。ブレると基準作りもへったくれもない
今回で、「基準」作り方は終わりになります。
次回は「計画」について書きたいと思います
ご覧いただき有難うございました。
以上です。
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