【家計管理 始め方 実践】4.基準づくりstep2:ぷろまね家の家計の管理基準を決めました
こんにちは、ぷろまねと申します。本ブログはプロジェクトマネージメント職としての自身の経験をに基づいた、子供3人5人家族の家計管理プロジェクトの実践記(と雑記)です。
今回は、「家計管理 始め方 実践」4.家計基準づくりstep2@ぷろまね家。です。よろしくお願いします。
リンク集:【ぷろまねさん家の家計簿ブログ】まとめページへ
◇このブログについて
プロジェクトは一般に「企画」→「計画」→「開発」→「検証」→「次の企画」・・の様に進みます。なので、ブログ全体として、ぷろまね家の家計を対象に上記一連の流れを見られる様、構成を計画しています。
本カテゴリでは「企画と計画」の実証に関しての記事を【家計管理 始め方 実践】と称して、ぷろまね家の実行結果を中心に纏めます。何を成果物として、どのように管理すれば企画と計画の精度が担保されつづけるのか ぷろまね家の実践結果を例にをお伝えできればと思います。
なるべく、ぷろまねが普段やってる業務手順に沿って記事進行いたします(途中、雑記も入りますが)。ではどうぞ。
- 基準づくりstep2-1:最初に「何に対しての」基準なのかの知っておく。
- 基準づくりstep2-2:「都合」を確認しておきます。
- 基準づくりstep2-3:ぷろまね家の家計管理基準を決めました
- まとめ
基準づくりstep2-1:最初に「何に対しての」基準なのかの知っておく。
前回の記事で、ぷろまね家の「管理対象」を決めました。
今回はこの管理対象に対する基準を作りたいと思います。
管理対象が定まったわけですから、それで、基準も作れるっちゃあ、作れるのですが、一応「何に対して」基準を作るかを簡単に説明します。
まず、【家計管理 始め方】2.にある、前回の記事でも使ったこの図の赤枠の部分を確認します
ここで、
「達成基準」は「活動結果」に対しての基準
だということが分かります。どういうことか?
50m 徒競走 の例えで考えると、以下の様になります。
- 活動内容:50mを走ること
- 活動結果:50m走った結果
- 1等賞の達成基準:50m走った結果、1番最初にゴールできていること
ふーん。そういうこと。
じゃあぷろまねさん家の家計管理ではどういう風になるんですか?
はい、家計管理をするというのは、具体的には、
お金の収支・配分を管理するということ
ですよね。つまり、
お金を「入れる(貯める)」「出す(使う)」という行動が
家計の「活動」に該当します。
なので、結論は、
お金の「入れ方」「出し方」に対して基準を設ければよい。
ということになります。
・・・
了解でっス。ということは、ぷろまね家の場合はこういうことですね。
基準の対象
- 前の記事で決めたぷろまね家の家計の「管理対象」に対しての、
- お金の「入れ方」「出し方」に対して、
- 「基準」を作る
はい、その通りです。(ところであなたは誰?)
基準づくりstep2-2:「都合」を確認しておきます。
では、これから、基準を作っていきますが、その前に、
ぷろまね家の「都合」を考えます。
都合は基準の決定に大きな影響を与えるためです。
まずは、【家計管理 始め方】4.に書かれている「都合」についてのおさらいです。
都合について考えるべき事
- 「都合」を考えることが実現可能な基準作りの決め手になる
- 「都合の見える化」は家計においては、「お金の流れに対しての都合」「関係者のお金に対する考え方・スタンス」を明らかにすることが望ましい。
- 自分の「都合」が最も注意するべき要素。ブレると基準作りもへったくれもない
でしたね。それを踏まえてぷろまね家の都合を具体的に書き出していきます。
◇お金の流れに対しての都合@ぷろまね家
- 給与:35万~40万/月
- 住宅ローン:1万/月
ぐらいかな?収入とローンはなかなかどうこうできるものではないので、記載しました。
◇関係者のお金に対する考え方@ぷろまね家
- 奥さん:生活費は30万ちょい/月 ぐらい(5人家族だと頑張ってる方。とのこと)
- 奥さん:老後にお金の心配をしたくない。そのために我慢はしてるつもり。
- 奥さん:でも、子供にまで我慢させ続ける生活は嫌。
- 奥さん:子供の教育資金は確実に貯める。
- 奥さん:老後の為の投資には理解がある。でも、現金の保証があってこそ。
- 長女:無駄遣いはしない子。
- 長男:↑と同じ。姉の影響。
- 次女:あまり分かってなし。
- 父:最近物忘れが進行してきたので、介護施設を探し始めているところ。費用負担は父の貯蓄で何とかなりそう。
◇ぷろまねの考え方
- やれる範囲でやる、着実な性格だが、他人の意見に流されることがありがち。
- ボーナスは全額 積み立て。給料の範囲内で暮らす。
- 借金はしない。住宅ローンは全力で繰り上げ返済。
- でも、もうこれ以上は住宅ローンの繰り上げ返済よりも、投資に回した方がよいと考えている。
- 老後の資産形成に投資が必須と気が付いた(気づくのが遅い)。
- 子供の教育資金が十分に貯蓄できていないと感じる。
- ふらふらしない様、このブログに書き残している。
てところですね。これが基準を作る際の判断要素となりえます。
(自分についてはホボ戒めでしかない)
基準づくりstep2-3:ぷろまね家の家計管理基準を決めました
では、全ての情報がそろったので、前回、後回しにした基準の作り方
- ポイント1:背景・目的・都合から自分が納得できる基準を作る
から家計基準を作ります。ターゲットは長女の大学入学時の家計です。ではどうぞ。
適用期間:
・ぷろまね44~49歳 期間 5年 長女の大学入学を想定。
方針・目標:
・長女 教育費の積み立て達成(500万)
・老後資金 運用額 1300万以上
◇管理項目1
大項目:生活費
管理対象:生活費用 口座、生活費
基準:生活費35万以内/月を達成すること
背景:学資、老後資金を形成したい。
目的:(収入-支出)余剰金を積み立て口座に移動すること。
都合:給与 35万~40万/月
◇管理項目2
大項目:余剰金積み立て、次年度予算
管理対象:積み立て用 口座、車関連、納税、特別費
基準:(入金-出金)=158万/年 以上 積み立てること
背景:次年度の学資積立金、老後資産の投資額を確保したい
目的:学資積み立て 50万、つみたてNISA(夫婦)80万、iDeCo(妻)27.6万、計 158万。
基準額を超えた分は証券一般口座へ投資する。
都合:積立金の配分優先順は 学資積立て⇒つみたてNISA,iDeCo⇒一般口座 とする
◇管理項目3
大項目:教育費
管理対象:貯蓄型保険(学資保険)、学資積み立て
基準:学資保険支払いの継続、50万/年の学資積み立てを実施すること
背景:子供の教育費(大学)を確保するため
目的:子供18歳までに一人当たり 500万準備する。
都合:優先度 1
◇管理項目4
大項目:老後資金
管理対象:財形貯蓄、つみたてNISA(夫婦)、iDeCo(妻)、一般口座
基準:財形貯蓄 80万/年 継続
つみたてNISA(夫婦)80万/年 積み立てること
iDeCO(妻)27.6万/年 積み立てること
一般口座 予算残分を積み立てること
背景:老後資産減少せず生活を送りたい。
目的:財形積立て分 + 運用額 1300万 を目標とする。
都合:優先度 2
◇管理項目5
大項目:負債
管理対象:銀行(住宅ローン)
基準:返済額を着実に支払うこと
背景:負債なしで老後を迎えたい。
目的:60歳までに返済完了する
都合:住宅ローン残高 220万 、返済額1万/月、優先度 3
◇管理項目6
大項目:生活防衛
管理対象:生活防衛金
基準:300万 準備すること
背景:リスクに備える
目的:半年~1年の生活費を準備する
都合:特になし
以上が、44歳から49歳におけるぷろまね家の家計管理になります。後は、これの予算が付くかです。
まとめ
今回、家計管理の実践について以下が分かりました。
まとめ
- ぷろまね家の家計の管理基準を決めました
次回は、「ぷろまね家の予算と配分」を実践します。
ご覧頂き有難うございました。
以上です。
ぷろまねが作った家計管理の実践結果はこちらで確認できます。
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