【簡単!移動平均】家計支出をスッキリ見える化。支出計画や振り返りに使える優れモノ。
40代、子供3人5人家族の家計管理(と雑記)ブログを運営している”ぷろまね”です。
今回は、「家計管理 考え方」生活支出の振り返りに移動平均を活用するメリットについて書いてみます。よろしくお願いします。
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そろそろ決済月、今年一年の支出を振り返る。その方法。
「ぷろまねさん家の家計簿ブログ」へようこそ
今回は、移動平均法を使って、家計支出をスッキリみせる方法と、振り返りの際のメリットを書いてみます。
ぷ:( ゚Д゚)よろしくです
今年も12月、ぷろまね家では1月~12月の1年間を一つのサイクルとして、家計管理を行っています。
なので、そろそろ、一年の家計の決済を纏め始める時期です。
・・・
ぷ:( ゚Д゚)そろそろ1年の振り返りを行う時期だよなー
奥さん:( ゚Д゚)そだね。
奥さん:( ゚Д゚)今年は、家計を頑張ったと思うんだよね
ぷ:( ゚Д゚)ほんとだよな。
奥さん:( ゚Д゚)切っ掛けは、あんたの給料カットの所為ですけどね。
ぷ:(ーー;)・・恥をさらすなっつの!このご時世仕方ないでしょ。
・・・
まぁ、それはいいとして、
我が家は(というか、筆者は)、月々の支出を振り返る方法として、支出結果に簡単な細工をして纏めています。
その細工は
毎月の支出推移を移動平均で表す。
です。
移動平均ってなに?ってのは少し先で説明しますが、簡単な計算です。
簡単だけど、とっても使い勝手がいいんです。
なので、良く使っています。
ぷ:( ゚Д゚)実は仕事でも良く使ってます・・
ぷ:( ゚Д゚)簡単だから
まぁ、要するに移動平均で表した支出推移には、いろんな役立ち情報が入っているのよね。
奥さん:( ゚Д゚)じゃあ、早く紹介してよ
ぷ:( ゚Д゚)あ、ごめん💦
それでは、順に説明します。
移動平均を使った月数平均支出で支出を振り返るメリット
では、早速ですが、
移動平均を使った支出ってどのようなものなのでしょうか。
ということで、
その具体例を、移動平均を”使う”、”使わない”で比較しながら見ていくことにしましょう。
ぷ:( ゚Д゚)よろしくです。
それではまず、お題から
筆者は12月の決済に向けて、今年一年の支出に対し、
◇筆者が一年間の家計の振り返りでやりたいこと
- 2021年度の毎月の生活費の推移を 変動費、固定費、合計支出 で表したい。
- 2019年、2020年、2021年の 合計支出 を比較して、2021年度の 家計改善の程度 を示したい。
の2つをやってみることにします。
ぷ:( ゚Д゚)その結果、今年はこのくらい家計改善できたんです。って言いたいわけ。
では始めます。
まず、2021年度の生活費支出は毎月の家計簿から下の様になっています。
ぷ:( ゚Д゚)これは、ぷろまね家の実際の支出です。
ぷ:( ゚Д゚)固定費と変動費の項目区分と支出額をまとめました。
ぷ:( ゚Д゚)現時点では12月度は終わってないので、「未」状態ですけど、
ぷ:( ゚Д゚)年末には埋まる予定です。
それでは、この情報を元に、決済に向けたまとめをやっていきましょう!
まとめ方1.そのまま支出をまとめた場合
最初は移動平均を使わない場合のまとめ方です。要するに、
ぷ:( ゚Д゚)フツーにやる
ってことですね。
では、最初に、2021年度の生活支出の推移を出してみました。これ。
奥さん:( ゚Д゚)(なにコレ!見にくっ!)
では、これ見て奥さんどう思います?今年の家計は。。
奥さん:( ゚Д゚)え?あ?うーん。まあ、そうなのねっていう・・
何か言えることはありますか?
奥さん:( ゚Д゚)いや、イベント月は支出が多いね。ってことぐらい
奥さん:( ゚Д゚)あ、でも、まあ頑張ったって感じ?・・
奥さん:(# ゚Д゚) ていうか見にくいのよ!
そっすか。。
じゃあ 次、上のグラフの”合計支出”について、2019年、2020年、2021年を比較します。
奥さん:(# ゚Д゚)(だから、見にくいっつーの!)
これを見て、2021年の家計改善の程度はどんなものでしょうか?
奥さん:( ゚Д゚)うっ💦 ていどぉ?・・
奥さん:( ゚Д゚)いや、良くなってると思うよ!だって今年(緑)が一番少ないじゃん!
奥さん:( ゚Д゚)いやー、今年は頑張ったなー!!あはは。
・・・
ぷ:( ゚Д゚)・・っつーね。
ぷ:( ゚Д゚)家計改善の「程度」を示せって言ってんのに、”頑張ったなー”じゃないのよ。
ぷ:( ゚Д゚)バカ丸出しじゃん。
奥さん:(# ゚Д゚)じゃあ、アンタはどうこたえるのよ。
ぷ:( ゚Д゚)え?・・・・まあ、なんていうの?
ぷ:(ーー;)今年はがんばったよね。。
奥さん:(# ゚Д゚)舐めとんのか!
・・といった具合です。。
そうなんですよねー。家計簿もそうですが、
なんというか、家計の支出ってそのまま出されても、
正確に評価できない(うまく言えない)💦
んですよね。。一年頑張った割には、振り返ってみて、
頑張ったとか、失敗した~ とか、
そんな感じ・・orz
ぷ:( ゚Д゚)ただの感想っていうね。
ぷ:( ゚Д゚)・・・
ぷ:( ゚Д゚)これ、なんとかならんのかね。
ぷ:( ゚Д゚)なんか、こう、ちゃんと振り返りたいのよね。
ぷ:( ゚Д゚)そうすりゃ、やった感も上がるのにさ。
そうですね。
でも、そのまま支出をまとめた場合はこの辺が限界かと思います。。
まとめ方2.移動平均支出(月数平均支出)をまとめた場合
結局のところ、支出もただのデータなわけで、
それを、ただ並べても、知りたいことは出てこない。。
ぷ:( ゚Д゚)それが世の常。人の常
ぷ:( ゚Д゚)なんちて。
・・というわけで、移動平均を使ってみましょう。と、いうわけです。
コレを支出に使う利点の一つは、
支出を”ちゃんと振り返る”ことが出来る様になる。です。
ではいきましょう。
ぷ:( ゚Д゚)ここから、ちょっと細かく区切りますね。
ぷ:( ゚Д゚)順に説明していきますので、よろしくです。
2-1.毎月支出の移動平均(=月数平均支出)の出し方
では、最初に毎月の支出の移動平均値の出し方の説明です。
これから、この毎月の支出の移動平均値を月数平均支出を呼ぶことにします
ぷ:( ゚Д゚)名前が長いから。
では、月数平均支出の説明を下の図で示します。こちら、
月数平均支出額(毎月支出の移動平均値)とは、
毎月出てくる支出を足したものを、それまでの月数で割って出す平均値
のことです。毎月毎に平均値が更新されるので、これを移動平均と呼びます。
さあ、これを使って、ぷろまね家の支出はどうなるのかを見ていきましょう。
2-2.ぷろまね家の月数平均支出の推移を出してみる
じゃあ、次に実際のぷろまね家の生活支出に対して、上記の計算を行い、月数平均支出額(移動平均値)を出していきましょう!
その結果がこれ
奥さん:( ゚Д゚)数字だけ見せられてもねぇ。。
じゃあこれを、グラフ化します。固定費、変動費、合計支出のそれぞれの変化を見てみます。
奥さん:( ゚Д゚)ぬおっ!凸凹がとれてる!
ぷ:( ゚Д゚)そりゃまあ、平均値だからね。
ぷ:( ゚Д゚)見やすくなったでしょ。
奥さん:( ゚Д゚)うん
ぷ:( ゚Д゚)いわゆるスムージング(平滑化)をしたのです。
ぷ:( ゚Д゚)見るべき数字も、最終月の支出額だけでいいのです。
じゃ、これらを、並べてみます。
じゃ、改めて、
これ見て奥さんどう思います?今年の家計は。。
奥さん:( ゚Д゚)そうね、すぐわかるのは、私の目標 生活費(変動費)15万円。
奥さん:(゚д゚)!今時点(11月)で14.7万円だから、年間通して15万円以下なってる
奥さん:(ノД`)目標達成中!頑張ってるワタシ!
奥さん:(*'▽')でも、こうやって結果が出るのは嬉しいもんだねぇ。
奥さん:( ゚Д゚)qグッ。 12月もこれを死守して、優秀の美を飾るのじゃ!
奥さん:( ゚Д゚)あとは、普段気にしてない固定費も、
奥さん:(゜-゜)今年は13.5万円だったなんて、今初めて知ったよ。ヘー。
奥さん:( ゚Д゚)いやー。振り返りに便利だね。コレ。
奥さん:( ゚Д゚)そのまま、来年の目標にもなるね。
でしょ。
移動平均するだけで、これだけいっぱいのことが出てくるのでした。
ぷ:(*'▽')簡単なクセに、この優れモノめ~
以上、ぷろまね家の月数平均支出の推移なのでした。
2-2.ぷろまね家の月数平均支出の年度別比較
じゃあ次、月数平均支出をを使った2019年、2020年、2021年の支出比較を行います。
で、
やりたいことは合計支出の比較なんだけど、合わせて、固定費、変動費 も出しちゃいましょう。
それがこれ
これを見て、2021年の家計改善の程度はどんなものでしょうか?
奥さん:(゚д゚)!これは・・「程度」を言える!こんな感じ。
◇2021年の生活支出(合計支出)の改善の程度
- 2021年は2020年に対して、約3.5万円 削減出来た
- 2021年は2019年に対して、約8.2万円 削減出来た
ぷ:( ゚Д゚)これが正解だね。定量的な説明で改善の程度がはっきり伝わる。
※定量的な説明:具体的数値を出して、物事を説明すること
じゃあ他にいえることはありますか?
奥さん:( ゚Д゚)そうね。。それじゃ、固定費と変動費のそれぞれで
奥さん:( ゚Д゚)去年より削減できた理由を考えてみる。。
奥さん:( ゚Д゚)固定費は、スマホの月賦が終わったことと、プラン変更かな。
奥さん:( ゚Д゚)長女のスマホが増えたけど、去年より下がったんだと思う。
>>スマホ料金プランを変更しました。(固定費削減)
奥さん:( ゚Д゚)変動費は、3月から電子マネーの生活をするようになった。
奥さん:( ゚Д゚)仕組みとしての改善効果はやっぱりあったんだと思う。
>>行き当たりばったりで始めた電子マネー生活。生活費削減に効果があった。
奥さん:( ゚Д゚)あとは、あなたの給料カット。その対応。
ぷ:( ゚Д゚)いちいち言うんじゃねって!
奥さん:( ゚Д゚)でも事実!
ぷ:(ーー;)・・・そいつはよかったですね。
・・如何だったでしょうか?
支出の見方(データの見方)を変えるだけで、言えることが増えるものなのですね。
・・・・
あ、因みに、上の合計支出の推移だけど、これはひと月の支出ですよね。
だから、このデータを12倍してやると
推定年間支出の推移
になるんだよ。気づいた?
こんな感じ。
奥さん:( ゚Д゚)ふーん。今年は生活費で年間大体337万円の支出なのね。まだ11月だから予測値だけど。。
奥さん:( ゚Д゚)2019年が約436万円だから、、
奥さん:(;゚Д゚) 2年で年間100万円も減ってるじゃん!
奥さん:(*'▽')これはモチベ上がるわ~。がんばった!
ぷ:( ゚Д゚)老後資金の準備額も2,400万ぐらい減らせたし、、奥さんエライ!
奥さん:(*'▽')ん、どゆこと?
ぷ:( ゚Д゚)こゆこと。
筆者が言っている2,400万円の削減の意味とは?その説明はこちらから。
>>【家計管理の考え方】意外と見落としがちな、生活費の削減を頑張る価値について
・・・
というわけで、以上が家計の振り返りにおける、移動平均のメリットなんだけど。。
実は、
ぷ:( ゚Д゚)移動平均の実力はこれだけじゃないんだゾ!
奥さん:(゚д゚)!え?なに?それ、知りたいです。
それを次に書きたいと思います。
移動平均を使う本当のメリットは、状況把握ができるということ
では、次に移動平均を使う本当のメリットについて書きたいと思います。。
と、いいますか、
これが、本来の使い方なんですけどもね・・
ぷ:( ゚Д゚)そだね。
じゃ、それを見ていきましょう。
・・・
では、前に既に出てきている 2019年度 の変動費の月数平均支出の推移をもう一回見てみます。ただし、今回は 月の変動費の目標15万円を追記しています。
当然ですが、この年は年間の月平均支出額が20万円を超えていて、
ぷ:(ーー;)目標15万円に対し、約5.7万円未達・・
だったわけですね。。
では、なんで未達だったのか?を考えます。
それは、次の2つの大きな要因によると考えられます。
ぷ:( ゚Д゚)そうですね。5月が響いた。。
ぷ:( ゚Д゚)そのあとも、一応頑張ったんだとは思うけどね。。
なるほどねー。
・・じゃあもう少し深堀りします。
なんで、5月以降 一応頑張ったけど未達になってしまったんでしょうか?
ぷ:( ゚Д゚)そんなん知らん。
・・となるのも分かりマス。なぜなら、
その理由はこうだからです。
ぷ:( ゚Д゚)そ!
奥さん:( ゚Д゚)当時はこんなグラフ知らなかったし、ワタシ、今知ったし。
そうですよね。
でも、
もし、当時から月数平均(移動平均)支出を使っていたら、こうはならなかったのかもしれません。。
なぜなら、月数平均支出は、
「目標との差額」と「リカバリーするため額」が「その月ごと」に出せるからです。
※リカバリーするための額:支出が目標額になる為に必要な額
たとえば5月時点の推移を見てみましょう。こちら
支出目標¥15,0000に対し、5月の月数平均 変動費は ¥206,900 (約20.7万円)でした。
実は、この結果が出た時点で、目標との差額とリカバリー額は
◇目標差分と目標達成する為のリカバリ額の出し方
・目標との差額 = 目標額 - 5月 月数平均額 = 15万 - 20.7万 = -5.7万円
・リカバリー額 = 目標との差額 × 月数 = -5.7万円 × 5(月)= -28.5万円
となります。すなわち、ぷろまね家は、5月の散財(約30万)をリカバーする為に、
残り6月~12月の間に、28.5万円分、目標の15万円より低い支出で生活しないと、
目標達成できません。
ということが、計算上決まるわけです。
ぷ:( ゚Д゚)ガビョーン。。
奥さん:( ゚Д゚)ま、こりゃ今でもむりだ。ひと月約 10万円生活・・orz
・・てのは、我が家の話なのでどうでもいいとして、
上記が、移動平均の本来の使い方なんです。
兎に角、毎月、
都度、支出の状況把握ができる様にする・なる
のが、移動平均を使うことで実現できるわけです。
なので、
ぷ:( ゚Д゚)今月使いすぎた💦
って、分かった直後から、
翌月以降の支出計画を見直すことができる様になるわけです。
ぷ:( ゚Д゚)リカバリー計画ってやつね。
ぷ:( ゚Д゚)どれだけ、”頑張るべきか”も計算で出てくるし。。作るの簡単。
また、そもそも、
奥さん:( ゚Д゚)そんな散財はしないし。
奥さん:( ゚Д゚)あとで、自分のクビをしめるだけだし。
っていう。散財に対する未然防止の意識も同時に持つ様になるわけです。。
ぷ:( ゚Д゚)実は、これが家計管理に効果大!
ぷ:( ゚Д゚)都度、状況把握ができる様になる。それ自体が、
ぷ:( ゚Д゚)よくある「気づかず散財」を。
ぷ:( ゚Д゚)未然に防ぐんだよね。
これが移動平均を使う。本当のメリットなのでした。
まとめ
今回は、家計の支出に関する、結果の見せ方としての
移動平均 を用いた出し方について、
その方法及び、活用のメリットについて書きました。
もし、エクセルなどの表計算ソフトをちょこっとでもかじっていれば、
瞬殺で計算できるので、是非一度やってみて、
自身の家計支出が今、どういう状況にあるのかを
把握して貰えると、嬉しく思います。
奥さん:( ゚Д゚)私は旦那にまかせっきりですけどね。見るだけ。
ぷ:(ーー;)まぁ、いいけどね。。記事ネタだし。。
・・・
というわけで、この指標を
来年度の家計簿記事に載せていきたいと思ってる。
筆者なのでした。
ぷ:( ゚Д゚)これからも、分かり易さをモットーに頑張っていく所存です。
ぷ:( ゚Д゚)目標年間支出に対して、毎月の状況把握・分析内容も公開していきます。
ぷ:( ゚Д゚)よろしくね。
以上です。
◆補足
本記事内では省略した、2019年、2020年の支出データを補足として載せます。
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