【雑記帳】『人生最後の日まで今を楽しむ』それが100年世代の普通な生き方になると仮定した場合の、その生き方を考えてみる。4.
子供3人5人家族の家計管理(と雑記)ブログを運営している”ぷろまね”です。
本稿は雑記帳になります。人生100年世代の生き方について考えてみたこと【その4】です。よろしくお願いします。
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※本稿は、特定の世代の方に対しての記載がなされていますが、なにか特別な意図を以て書かれているものではありません。あくまでぷろまねがもつイメージであって、それ以上のことはない旨明示します。気分を悪くなされた方は申し訳ございませんが何卒ご容赦ください。
本稿はシリーズものです。合わせてお読みいただけると嬉しいです。
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◇【雑記帳】『人生最後の日まで今を楽しむ』それが100年世代の普通な生き方になると仮定した場合の、その生き方を考えてみる。雑感. - ぷろまねさん家の家計簿ブログ
「人生最後の日まで今を楽しむ」・・で、どうすれば良いのでしょうか?
前回の記事までで、『人生最後の日まで今を楽しむ』を実現する為の方針が定まりました。
「貯蓄してから、楽しむ」の方針自体は、名目上、まだ、解法と結びついていません。ただ、これが『人生最後の日まで今を楽しむ』を達成する為に”成さねばならないこと”*1だということが「理屈上」、分かったというだけです。
じゃあ次は具体的に何ができれば「貯蓄してから、楽しむ」が出来るんでしょうね?それを見ていきましょう。
ポイントは、以下の3点セット。
課題解決の3点セット
- 決まった「方針」における「あるべき姿」と「現実」のギャップを「知ります」。
- ギャップを埋める「方法」を見つけます。
- 「方法」を実現する手段:「行動」を決めます。
それで、行動手順をまとめたものが「実行計画」となります。で、計画通り「実行」すると、結果「方針」(=やりたいこと)が実現すると。。うーん、きれいだなー。*2
じゃあ、上から順番に書いていきます。今回は「知る」ところまで。
問題解決は「知る」ことから始まります。
現実を知る。。。あるべき姿(仮)と今の差。
ぷろまね:
じゃあさ、「貯蓄してから、楽しむ」の「貯蓄する」の方から考えたいんで、情報をまとめてくれる?
ググ夫:
どんな形で出しましょう?
ぷろまね:
そうね。バブル・平成世代の”親世代”は幸せだったとして、この人の貯蓄推移を”あるべき姿(仮)”として出しほしいです。
で、バブル世代・平成世代の"楽しめなかった人”を同じ形で出してもらって、
これから、自分たちどうなっていくかも、同じ形で出してほしいです。
三者を比較したいんだよね。
ググ夫:
こんな感じになりました。
(※あくまで観点が分かる様にしたイメージです。親世代は今の給与水準へ変換)
1.バブル・平成の”親世代”の貯蓄推移
条件:
手取り給与初期値:25万 、生活費:25万固定、預金金利 4%
期間20-50歳
2.バブル・平成世代の貯蓄推移
条件:
手取り給与初期値:25万 、生活費:25万固定、預金金利 0.001%
期間20-50歳
3.新世代の貯蓄推移(推定)
条件:
手取り給与初期値:27万 、生活費:25万固定、預金金利 0.001%
期間20-50歳
ぷろまね:
・・・うぅ。。目をそらしたくなる結果なんだけど・・・何この貯蓄額の差。。
・・・特徴を言ってくれますか・・
ググ夫:
それでは”親世代"の特徴から言います。
”親世代の特徴”
ググ夫:
・手取り給与が年次経過とともに上昇し、貯蓄元本(給与ー生活費の積み立て)も同様に増加しています。・当時は日本は高成長の時代であり、4%の銀行預金利率であったと想定しました。そのため貯蓄元本に対し口座預金高はさらに増加します。
このシミュレーションでは結果として50歳時点で1500万ほどの預金となりました。
で、これは推測ですが、この間、
当人は特に何も意識していません(勝手に増えた)。
つづいて、バブル・平成世代になります。
”バブル・平成世代の特徴”
ググ夫:
・手取り給与は年次経過とともに上昇はしますが、デフレおよび社会保障費の増加により、親世代に対し増加率は下がります。そのため、貯蓄元本(給与ー生活費の積み立て)の余力なく微増の結果となります。
・0.001%の銀行預金により、貯蓄元本=口座預金となります。このシミュレーションでは結果として50歳時点で186万ほどの預金となりました。
で、これは推測ですが、
当人はこの現実に不安を覚えています。
最後に、新世代になります。
”新世代の特徴”
ググ夫:
・同一労働・同一賃金、ジョブ型雇用の為、年功序列による、若年世代の低い給与体系は解消されるため、20歳時の給与水準は他の世代に対し、高額です。ただ、額面給与は年次経過とともに変化しません。そして、社会保障費は年次経過とともに増加する為、手取り給与は年齢とともに減少していくと推定されます。・そのため、貯蓄元本(給与ー生活費の積み立て)は年次経過とともに余力がなくなります。生活費固定では収入との逆転も想定されますので、支出を控えた生活が普通となる可能性があります。
・0.001%の銀行預金により、貯蓄元本=口座預金となります。このシミュレーションでは結果として50歳時点で186万ほどの預金となりました。
で、これは推測ですが、
当人はこの現実に悲哀を覚えています。
ぷろまね:
しくしく・・他に何かありますか?
ググ夫:
次、退職金制度について言います。
退職金制度が保障されていましたので、住宅購入等、上記シミュレーションの途中で高額のローンを組んだ場合でも最終的に60歳以降は退職金がほぼ貯蓄となり問題はありません。
・バブル・平成時代は
退職金制度のある企業に勤めていても、ベースの貯蓄が不足しているため、高額のローンを組んだ場合、退職金と相殺される可能性があります。
・新世代は
年を取るほど、給与が下がる可能性があるので、高額のローンを組むことは無謀と言わざるえません。なお、この世代はそもそも退職金制度自体が消滅している可能性があります。
ぷろまね:
なんか、暗黒面ばっかなんだけど、それしか無いの?プラスの情報をください。。お願いします(藁にもすがる思い)。。。
ググ夫:
ありますよ。貯蓄の観点でいうと以下です。
・健康寿命が延びています。これは、親・バブル・平成 世代よりもより若々しさを保った状態であり続けられているということです。
さあ、ぷろまねさん。このプラスの情報を使って、「貯蓄してから」を実現する方法を見つけましょう。
ぷろまね:
そうだね。じゃあ、こう考えてみる。
ググ夫の結果から、新世代についてはコツコツ積み立てしても、やっぱり貯蓄は貯まらない。それどころか、この時代、年月を重ねるとともに給与が下がり貯蓄が減る可能性すらある。
でも、もし、貯蓄が終わっていたら、その後はそれ以上、貯蓄が増えようと増えまいと(そりゃ人生なにがあるかわかんないから備えは必要なんだけど)極端なことをいえば、関係がなく、不安なく生きることができると。なので、前に決めた「方針」はブレない。
で、
"親"世代をありたい姿と仮置きした時、"親"と"今"の差分は
であることを知れたので、この差分を埋める方法を考えなくてはならない。
前者は制度上の話なので、この制度の上で成り立っていた従来の貯蓄手順は、制度が変わった今となっては、差分を埋めるために、手順自体を見直す必要がある。と一旦思うことにしよう。
後者の銀行預金利率、当時なぜ利率が高水準だったか?それは日本は高成長時代だったから、じゃあそれに代わるものは、、っていうと、世界経済の成長にすがるってことだと思う。
ググ夫、今の世界経済の成長にすがる方法はある?
ググ夫:
ありますよ、世界経済の株式に投資すれば、4~5%の利率での運用結果が期待されます。但し、20年以上の長期運用が前提です。投資行動自体はテクノロジーの発展により以前よりも非常に身近なものになっています。
ぷろまね:
高度成長期の日本に匹敵する利率だね。こりゃすごい。当時の銀行に代替できる。
じゃあ後は
今の世代行うべき適切な貯蓄手順
を考えればよいと。
これについては案があるんだよね。
ググ夫:
じゃあ、次回 それ教えてください。
・・・
今回は、ここまでとしたいと思います。
次は、100年世代が行うべき『方法(対策)と行動(指針)』について、考えていきたいと思います。
ご覧いただき有難うございました
以上です。
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