夏休みの読書で学んだこと。家族基金を創設し、子供世代の資産形成リスクに備えること
子供3人5人家族の家計管理(と雑記)ブログを運営している”ぷろまね”です。
本稿は【雑記帳 学んだこと】になります。筆者が夏休みの読書で学んだこと(3回目)を書きたいと思います。
本稿は続きものになります。前回の記事はこちらです。
>>夏休みの読書で学んだこと。子供世代の資産形成における課題。
<前回までのおさらい>既にお読みの方は読み飛ばして大丈夫です。
夏休みに読んだルポタージュの話で、子供の貧困連鎖について学びました。そこから見えてきたのは、そのご家庭の資産状態は
資産+収入ー生活限界支出 <=0
但し 資産=過去の「貯蓄」の総和 、貯蓄=収入ー支出
生活限界支出:生きる為必要な最低限の支出額
の状況であり、限界ギリギリの生活を送っているということであり、更に、この状況は離婚や借金による収入減、支出増を切っ掛けに突如 として起こる。ということでした。
この事実から学んだことは、このような、
急激な収入や支出の変化を経て資産が破綻するケースが起こったとき、もはや、自分では何もできない。対処できない。ということでした。
そして、急激な収入の変化を経て資産が破綻するケースは、何も、離婚や借金だけでなく、想定外の解雇によっても引き起こされる。という観点から、
雇用側、労働側が双方の自由な就労機会を前提とする、100世代の働き方においては、この突然の解雇リスクが、次世代の人々の家計資産の形成を妨げる課題として、顕在化してゆくだろう。
と、妄想し、その対処の方向性について考えました(おわり)。
という訳で、
ぷ:( ゚Д゚)ここから続きです。
対処の方針:「他人に頼ること」について考える
前回の記事では、100年世代の生き方においては、
雇用側、労働者側 双方の自由な雇用形態を背景とした
急激な収入や支出の変化を経て資産が破綻するケース(主に解雇)
が新たなリスクとして現れ、万が一そうなった場合、
自分では何もできない。対処できない。
ということが課題として想定されました(妄想ですけども・・)
なので、
その対処の方針は、自分じゃ何もできないのだから、
しかないじゃん。
ぷ:( ゚Д゚)といいました。他人を頼れってことです。
なんか、投げやりな感じもしますが、実際は筆者なりにうんうん考えた結果です。
なにせ、この時代を生きる人々は正に
ぷ:( ゚Д゚)アッシの子供達
だったりするからです。
奥さん:( ゚Д゚)そですね。
ぷ:( ゚Д゚)では、この方針について、深堀りしていきましょう。
働き方が変わって失うもの
ぷ:( ゚Д゚)じゃあさ、まずは、他人を頼るってことについてだけど、
ぷ:( ゚Д゚)まず、前提として知っとくべきは、
ぷ:( ゚Д゚)今後、働き方が変わっていくことによって、何が大きく変わるのかということだね。
奥さん:( ゚Д゚)それはなに?
ぷ:( ゚Д゚)それは、今まで長い間他人に頼ってきたものを失うってことなのよ。
奥さん:( ゚Д゚)??どゆこと?別に頼ってないですけど、
ぷ:( ゚Д゚)じゃ、これまでの働き方で頼ってきた他人が誰かを書きます。
・・・
この記事で何度も書いている
急激な収入や支出の変化を経て資産が破綻する
ですが、これについては、昔と今で、おおむね下記の方法によって、その状態を回避する仕組みが作られています。
昔:大家族(一族)制による、集団互助組織の形成。
現代:法律(解雇不可)による。雇用の保障。
ぷ:( ゚Д゚)と、思うんだよね。
昔は、雇用を保障する法律はなかったので、大家族制や、大きな単位ではムラなどの集団互助の関係ができていたこと。それにより、
一人の窮地を皆で支えることで被害を回避する方法が採られてきた。
ぷ:( ゚Д゚)ってとこかな。兎に角組織化して、
ぷ:( ゚Д゚)一人や二人働けなくなっても困らない状態を作るってこと。
ぷ:( ゚Д゚)だって、そんなの日常茶飯事だったから。
現代は、雇用は法律により守られているため、
そもそも、窮地に陥らせない仕組みになっている。
ぷ:( ゚Д゚)ってわけ。最近ほころびまくってますが
要するに、考え方としては、
「互助組織」と「法律」この2つが、自分がこれまで頼ってきた他人であるという言い方ができるってこと。
ぷ:( ゚Д゚)別に他人って、組織や制度・法であってもいいわけで、
ぷ:( ゚Д゚)そう考えると昔から現代にいたるまで、頼るものがあったという訳です。
奥さん:( ゚Д゚)ふーん。
ぷ:( ゚Д゚)じゃあ、これからどうなるかを考えてみます。
昔は、大家族制やムラなどの「互助組織」を作らないと、窮地(=危険)に対応できなかったわけです。
逆にいえば、一歩組織の外に出たら、一人じゃ危険がいっぱいだったでことですね。
それが、「法律」のおかげで、危険が無くなったわけです。
なので、互助の組織から出て行って、皆、個人で自由に生活するようになった(核家族化)と。
ぷ:( ゚Д゚)という訳ですね。でも、
これからは、「法律」が変わっていきます。
どう変わるか・・・危険を無くすのやめた(雇用を守るのを止める)。です。
そうなるとどうなるか・・残るのは、
「互助組織」にも「法律」にも守られてない自分。ってことになります。
これって、結局、
これまで長い間、他人に頼ってきたもの(お頼りシステム)を完全に失っちゃった。
ってことなんだよね。
奥さん:( ゚Д゚)言い得てミョー。これはちょっと子供がかわいそう。
ぷ:( ゚Д゚)危険地帯にひとりぼっち。これがデフォになるってこと。
対処の為の行動指針:失ったものをなんとかする
ぷ:( ゚Д゚)というわけでさ。
ぷ:( ゚Д゚)最初に対処の方針として”他人を使って対処する”って言ったけど
ぷ:( ゚Д゚)そのための具体的な行動指針は何かっていうと、
ぷ:( ゚Д゚)これからは、これまでお世話になった「お頼りシステム」が無くなるので
ぷ:( ゚Д゚)それをどうにかすることですな。
ぷ:( ゚Д゚)要するに、新たな「お頼りシステム」をつくれってこと。
ぷ:( ゚Д゚)それを自分たちで作って、そいつ(他人)を使って対処させる。
ぷ:( ゚Д゚)てこと。
だと考えます(妄想)。
奥さん:( ゚Д゚)そんなことできんの?
行動指針の一例:家族基金(ファンド)を創設する
奥さん:( ゚Д゚)じゃあさ、アンタのその妄想に付き合うとしてさ
奥さん:( ゚Д゚)どうすりゃいいのよ。
ぷ:( ゚Д゚)そうね。一番納得できて、且つ、効果の高いアプローチは、
ぷ:( ゚Д゚)今まで活用してきて、実績もある
ぷ:( ゚Д゚)「お頼りシステム」を自分達で復活させることですね。
ぷ:( ゚Д゚)すなわち「互助組織」か「法律」かを復活させることだけど、
ぷ:( ゚Д゚)「法律」は自分達で何もできないので
ぷ:( ゚Д゚)残った「互助組織」を再構築すること。
ぷ:( ゚Д゚)大家族制を復活させるのである。が対処案として出せそう。
奥さん:( ゚Д゚)ふーん。でもさ、
奥さん:( ゚Д゚)家族はバラバラなわけでしょ。
ぷ:( ゚Д゚)そうね。だから、所在はバラバラだけど、
ぷ:( ゚Д゚)ネットで繋がるってこと。ネット大家族。
ぷ:( ゚Д゚)で、こんなシステムを作るわけ。
◆新たな大家族制
ネットワークで繋がった、互助を目的とした「家族単位の共有資産」を持つことで、子供世代の働き方、および資産形成のリスクに備えるシステム
ぷ:( ゚Д゚)これが、あたらしい「お頼りシステム」の形だと思うのです。
奥さん:( ゚Д゚)ふーん。
ぷ:( ゚Д゚)これがあれば、安心して子供達は100時代を生きられるでしょ。
奥さん:( ゚Д゚)まぁ、確かに、今のテクノロジーなら、簡単に作れそう。
ぷ:( ゚Д゚)だよねー。
という訳で、「今の時代にあった新しい形の大家族制」の構築
これが、子供世代の資産形成の課題に対処する行動指針の一案なのでした。
・・・
奥さん:( ゚Д゚)・・・ん?
奥さん:( ゚Д゚)あのさ、ちょっと、いっていい?
奥さん:( ゚Д゚)これってさ、
奥さん:( ゚Д゚)”基金”のことじゃないの。
ぷ:( ゚Д゚)!!・・
奥さん:( ゚Д゚)要するに、家族基金を創設しろってことなの?
ぷ:( ゚Д゚)そうかもしれん・・
奥さん:( ゚Д゚)じゃあ、最初からそう言え。
ぷ:(ーー;)しぇーません。
では言い直し。
(子供世代が)急激な収入や支出の変化を経て資産が破綻するケース
この課題に対処する為の行動指針(の一例)は
奥さん:( ゚Д゚)ということである。キリッ
ぷ:(ーー;)・・と学ばせてもらいました。
おわりに
奥さん:( ゚Д゚)あの~・・ということはさ、
奥さん:( ゚Д゚)家族基金における。共有資産だけど、、
奥さん:( ゚Д゚)創設するとして、先立つもの(初期資産)は誰が作るかっていうと?
そんなの
ぷ:( ゚Д゚)アッシ達しかいないでしょ。
奥さん:(ノД`)・゜・。やっぱしね。
なぜっていうと、
ぷ:(-_-;)ウチは親が資産家じゃないから・・・
ぷ:( ゚Д゚)ともかく、これに、裏技なんかないし、毎日頑張るしかないし。
奥さん:( ゚Д゚)そうだね。。頑張るしかないね。
以上です。
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