ぷろまねさん家の家計簿ブログ

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プロマネ職40代会社員の長期 家計管理と資産形成の記録です。子供3人5人家族の家計と日常における 気づきや、思ったこと、考えたこと残します。

運用による老後資産の形成。目標額到達後に考えるべき3つのこと

子供3人5人家族の家計管理(と雑記)ブログを運営している”ぷろまね”です。
本稿は【資産運用 考え方】になります。運用による老後の資産形成について、目標到達後に考えるべきことを書いてみます。

 

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目標資産に到達したら?


ぷろまねさん家の家計簿ブログへようこそ、

今日は積み立て投資による老後の資産形成の考え方について

目標資産に到達した後、どうするか?

について書いてみようと思います。

ぷ:( ゚Д゚)アッシにとっては遥か未来の話ですが・・

具体的にどういうことか?については分かりやすさの為に

実際のぷろまね家の運用の仕方を例にしてお話したいと思います。


・・・
ぷろまね一家は、老後の準備資産を

世界株式インデックスの積み立て運用(想定年利5%)

で準備しようと、取り組んでいます。

運用による資産目標額は5,000万円とし、年に108万程度を積み立てることで、

約20年後に目標額に到達することを想定しています

図に書くとこんな感じ。

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ぷろまね家の老後資産の準備計画

赤線がぷろまね家考えている資産準備の実績想定線ですね。20年後に目標額5,000万円に到達する為に、年108万円を年利5%想定の世界株式インデックスに投じています。

参考に、20年後に5000万円となる5%利回り線を黒線で合わせて書いています。この線に資産運用の実績(赤線)が追いつけば、それ以上の投資をしなくても、20年後には目標額に到達するわけです。


・・・ですが一点。。

あくまで上記は計画であって、実際は異なるわけです。

計画未達であるならば、目標額(5,000万円)の見直し等が必要ですね。

ですが、今回の記事は、その逆で、

想定より早く目標に到達した場合を考えます。

実際のぷろまね一家の状況を例にしてみますと、

2021年の積み立て投資の総額は190万円程度を予定していまして、

計画の108万円を上回る額です。

ぷ:( ゚Д゚)余剰資金なので、投資できるならどんどんします。

ぷ:( ゚Д゚)銀行に眠らせとくのは勿体なし。

このように、嬉しい誤算ではありますが、

計画より沢山の資金で投資を続けることが出来た場合、老後資産の準備状況は異なってきます。

図に書くとこんな感じ

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老後資産の準備、計画を上回る実績の場合

ぷろまねが立てた計画では飽くまで20年後のゴールの時点で、

運用資産が目標額5,000万円に到達することになっていましたが、

当然のことですが、

その時期が早まるんですよね(緑星)。

もう少し言いますと、

実績線が目標線に追いつく地点(赤星)で既に、

早期の目標到達が(計算上)決まるわけです。


で、ぷろまね。。

この状況(赤星)に到達した時に一度、

これまでの投資に対する考え方について、見直しを迫られるのではないかと。

ぷ:( ゚Д゚)思うんですよね。


目標達成後の投資スタイルが課題。攻める。守る。止める。


♪おめでとうございます!
あなたの老後の生活は見通しが立ちました♪



もし、老後の資産形成アプリなんかがあったとしたら、

これまででお話した 運用実績線が目標線に追いついた(赤星)時点で、

こんな、おめでとうメッセージが出るのでしょうね。。


ぷ:( ゚Д゚)・・・まぁ、、それは、ともかくとして、

ぷ:( ゚Д゚)そうなったら、きっと、こう思う。。

・・・これから、積み立て投資どうしようかね。

ぷ:( ゚Д゚)って、


とりあえずは目標資産は計算上、達成見込みが立ったわけですから、

これ以降、老後資産の準備完了時期までの間は

余剰期間

であり、その間形成される資産は

余剰資産

なわけです。

この余剰期間に作る資産について、

作り方を考えなければならない

という

”あらたな課題”

が出てくるのではないかと、

ぷ:( ゚Д゚)思うんです。

図で書くとこのとおり、

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余剰期間における資産形成が持つ課題

ぷろまねの例でいくと、
これまで、ぷろまねは、目標額の達成に向け、その運用利率の最大化より

全世界株式

インデックス投資をおこなっています。

債券インデックス等と比較し、高リスク、高リターンの投資になります。

所謂、インデックス運用としては、”攻め”の資産形成です。


ただ、以降は余剰資産の形成となるわけで、

これまで、株式投資に振り分けてきた資産をどうするか。

ぷ:( ゚Д゚)アッシには、下の3つ、若しくはその組み合わせの選択肢が

ぷ:( ゚Д゚)”あらたな課題”として与えられるわけです。

◇余剰期間における投資資金の振り分け方

  1. 従来通り攻め(株式)による資産形成の継続
  2. 守りの資産形成(債券・現金)へ投資原資をシフト
  3. 資産運用を終了し、モノ・コトに投資資金を使う

です。

それでは各々の特徴について紹介します。

従来通り攻め(株式)による資産形成の継続


一つ目の選択肢は、これまでの運用を最後の完了時期まで、

計画通り株式での運用を行う

というものです。

ぷ:( ゚Д゚)ガンガンいこうぜ。。ということ。

下に、この方式を採った場合の特徴(メリット・デメリット)を書きます

◇メリット

  • 計算上は最も資産を積み上げることができ、老後の取り崩し額が高額となる
    ⇒最も余裕あるリタイア後の生活が出来る

◇デメリット

  • 暴落に対する耐性がない
  • 年齢的に出来ないコト(体験)が増えていく
  • 使うことが出来ない(使い切れない)可能性

理論的に最も資産をつくることが出来るのがこのタイプですが、

取り崩し後は、積極的・有意義にお金を使わないと、サイアク

使わず終わる

可能性も高いです。また、暴落に対し補填する現金等の予備資金が無いため、

リタイア後の無収入生活において心理的なストレスがあるかもしれません。

そのため、老後の資産の取り崩しは計画的に行う必要があります。

守りの資産形成(債券・現金)へ投資原資をシフトする


二つ目の選択肢は、投資原資を

従来の高リスク資産から低・無リスク資産へシフトすることで、

債券や現金で、資産を形成する

ものです。

ぷ:( ゚Д゚)目標到達した資産を守る。。ということ。

下に、この方式を採った場合の特徴(メリット・デメリット)を書きます

◇メリット

  • 株価暴落時のダンパーとして働く、リタイア後の運用資産に対する防衛資産となる
  • 暴落時の逆張りとしての投資原資となる。結果的に運用資産の最大化が見込める

◇デメリット

  • 資産の積み上げは行われるが、複利の効果は株式に対し低下する
  • 年齢的に出来ないコト(体験)が増えていく
  • 使うことが出来ない(使い切れない)可能性

理論的には複利の効果が少ない資産形成です。

積極的資産形成ではなく、防衛的資産形成になります。

ただ、この資産は株式暴落時の投入準備金になりますので、

運用次第では資産の大幅な増大の可能性があります。

こちらも、資産防衛に重点を置きすぎると、リタイア後、

お金を有意義に使えず終わる

可能性がありますが、全額、株式に投入するよりも、

リタイア後の無収入生活における心理的安定が図れます。

資産運用を終了し、モノ・コトに投資資金を割り当てる


三つ目の選択肢は、老後の資産形成は完了したと見なし、

これまで投資に振り分けていた資産を、

モノ(物質)・コト(体験)に使う

というものです。

ぷ:( ゚Д゚)足るを知る。。ということ。

下に、この方式を採った場合の特徴(メリット・デメリット)を書きます

◇メリット

  • 充実した生活を送ることができる
  • 若いウチから、モノ・コトにお金をかけることが出来る

◇デメリット

  • 更なる追加投資による資産の形成はなく、暴落に対する耐性がない
  • 生活レベルが向上した場合、老後の生活が苦しいものになる可能性

この方式は、資産形成ではなく、モノ・コトに重点を置く方法です。

メリットは、充実した生活ですが、生活レベルが上がってしまうと、準備した運用資産では、老後に生活レベルを落とす必要があります。株価暴落に対しても耐性が低いです。

この方法をとる場合は、生活レベルが上昇することに資金を使わないことです。

モノ・コトは飽くまで特別なこと特別支出扱いとなるものに資金を使う

心がける必要があります。

生活レベルは一定にして、リタイアを迎えるべきです。

まとめ


今回は、老後の資産準備において、目標額に到達した後の投資資金の扱い方について考えてみました。

特に、想定よりも早くに運用資産の見通しがたった場合には、

以後(下図の余剰期間)の資産形成のやり方について、

投資資金をどうするか?について考える必要があることと、

◇余剰期間における投資資金の振り分け方

  1. 従来通り攻め(株式)による資産形成の継続
  2. 守りの資産形成(債券・現金)へ投資原資をシフト
  3. 資産運用を終了し、モノ・コトに投資資金を使う

対応において各々メリット・デメリットがあることを述べました

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早期目標達成後の余剰資産形成期のイメージと課題


ぷ:( ゚Д゚)たぶんアッシの場合は、心配性だから。

ぷ:( ゚Д゚)資産額が目標値5000万円以上になってから

ぷ:( ゚Д゚)運用の形態を見直すと思いますね。

ぷ:( ゚Д゚)従来の株式インデックス全集中から、

ぷ:( ゚Д゚)幾分かを現金とモノ・コトに振り分けたいかなと。

・・・

ぷ:( ゚Д゚)以上、ぷろまねにとって

ぷ:( ゚Д゚)すげー未来の話でした。


ぷ:( ゚Д゚)投資は自己責任でお願いしますね。

以上です。

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