お金の使い分け家計術の正体、ストック・フローを使う管理手法。家計簿つけない家計管理。
子供3人5人家族の家計管理(と雑記)ブログを運営している”ぷろまね”です。
今回は、「家計管理の考え方」ぷろまね家が採用している。家計簿つけない家計管理のやり方第四回.”お金の使い分け家計術。その仕組みの正体”について紹介します。よろしくお願いします。
◇はじめに、、
本記事では、日々の家計の改善に効果のある家計管理の方法で、且つ、
誰でもできそうな方法 がないかぁと、お思いの方に向けて、
お金の管理が苦手な我が家が実践し、結果を出している。
”お金の使い分け家計術(家計簿つけない家計管理)”のやり方を紹介しています。
本篇は計4回のシリーズの最終回です。
他の回はこちらからご覧いただくことができます。
【第1回】 お金の使い方を分けるだけ、家計簿つけない家計管理
【第2回】お金の使い分け家計術、特別支出は別口座。
【第3回】お金の使い分け家計術、家計実績を簡単に作る方法
【第4回】お金の使い分け家計術の正体、ストック・フローの管理
それでは、第4回”お金の使い分け家計術の正体”です。
お金の使い分け家計術をストック/フローの視点で見てみる
本シリーズ記事ですが、先日第三回を投稿したところ、
ありがたいことに、ツイッター読者さまから、以下のリプライを頂きました。
(いつも有難うございます。ブログと一緒にご紹介します。)
他、リプライくださいました方におかれましても、同様に御礼申し上げます。
みみずく様のリプライ(抜粋)
ブログ読みました。
そうそうそう(一回多いw)ってうなづいてました。
我が家もそうですが、家計管理って、
口座分けして管理できるようになると、
ストックとフローが一目分かるようになるんですね。
それがよく伝わるいい記事でした。
また、楽しみにしてますね。
みみずくの耳学(投資に関する”なるほど耳学”を発信されています)
実は、このシリーズは第三回で終了と思っていたのですが、
頂きましたご意見のとおり、
”お金の使い分け家計術”は
ストックとフローを使った管理法に根差して作られているので、
本手法をストックとフローの視点で見た時にどのように表現されるか、
を追加することで、仕組みの全様を俯瞰的に紹介できると思いました。
なので、今回、
第四回:お金の使い分け家計術、その正体。
と題して、
- ストックとフローの紹介
- ”お金の使い分け家計術”におけるストックとフロー
- ”お金の使い分け家計術”の全様
の観点で紹介したいともいます。
ぷ:<(_ _)>貴重なご意見ありがとうございました。
ぷ:( ゚Д゚)では、順に紹介いたします。
ストックとフロー
それでは、まずは、前述しました。
ストックとフロー
について、紹介したします。考え方は簡単です。
下のイメージがストックとフローの概念図になります。
では、この図の前提、言葉の意味、関係性を紹介します。
前提:時期の指定
この図は、ある時点における、ストックとフローの関係を示したものです。
ぷ:( ゚Д゚)ある時点とは、ある日、ある時間、ある瞬間・・などです。
ストックとフローを示す際は、”どの時点の話であるか”を必ず示す必要があるため、
前提として紹介させて頂きました。
言葉の説明:ストックとフロー
次に、ストックとフローの言葉の説明をします
「ストック」とは、ある時点における
- ある場所に蓄積されている量
をいいます。上の図の箱の部分です。
「フロー」とは、ある時点における
- ある場所へ入っていく量(流入フロー)
- ある場所から出ていく量(流出フロー)
を言います。上の図では矢印部分となります。
関係性:ストックの変化とフローの関係
ある時点での、ストックとフローの間には次の関係があります。
ストックの変化量 = フローの差分量(流入量ー流出量)
ぷ:( ゚Д゚)入ってくる量が出ていく量より大きければ、ストックは増えます
ぷ:( ゚Д゚)出ていく量が入ってくる量より大きければ、ストックは減ります
この変化量は、後程出てきますので、書いておきます。
以上、ストックとフローの関係についての紹介でした。
”お金の使い分け家計術”におけるストックとフロー
では、ストックとフローの説明をさせて頂きましたので、
これに、今回ご紹介させて頂いている
”お金の使い分け家計術”に当てはめると、下の様になります。
◇”お金の使い方家計術”でのストックとフロー
- ストック:生活用口座と貯蓄用口座の額
- フロー:生活用口座、貯蓄用口座の入金額と出金額
では、これを絵にしてみます。
ぷ:( ゚Д゚)大まかにはこんな感じです。
これでは、まだ、大雑把なので、
本シリーズで紹介した2つの口座への入金、出金の関係を考え、
具体化していきましょう。
詳細については、該当する記事のリンクをご参照ください。
生活用口座のストックとフローの関係
生活用口座のストックとフローですが、月初め給料日の時点で考えますと、
次の様に当てはめることができます。
参考記事>>お金の使い分け家計術(家計簿つけない家計管理)の説明と手順
◇ストックとフロー(生活用口座)
- 時期:月初め(給料日)
- ストック:生活用口座 初期設定額
- 流入フロー:手取り給与額
- 流出フロー:月初め余剰額
それで、この関係を図に書くと次の様になります。
ぷ:( ゚Д゚)月初めの状態を考えるのがコツです。
ぷ:( ゚Д゚)月初めに、生活用口座は初期化され、余剰額が決まるからです。
貯蓄用口座のストックとフローの関係
次に、貯蓄用口座のストックとフローです。生活用口座と同じく月初め給料日の時点での状態を考えると、次の様に当てはめることができます。
参考記事>>お金の使い分け家計術、特別収支は貯蓄用口座で行います
参考記事>>お金の使い分け家計術、家計実績を簡単に作る方法
◇ストックとフロー(貯蓄用口座)
- 時期:月初め(給料日)
- ストック:貯蓄用口座額
⇒残高が家計実績の累計
⇒残高の変化分がその月の家計実績 - 流入フロー:下記のとおり
⇒月初め余剰額(生活用口座の流出フロー)
⇒特別収入の合計額 - 流出フロー:特別支出の合計額
では、この関係を図に書きますが、一点注意、ストック部の表記においては、
ストックの変化量(全流入額ー全流出額)=その月の家計実績
を記載することにします。
ぷ:( ゚Д゚)ポイントは生活用口座と時期をあわせることです。
以上、”お金の使い分け家計術”におけるストックとフローのご紹介でした。
ぷ:( ゚Д゚)「特別収入」「特別支出」「その月の家計実績」の詳細な解説は参考記事に書かれていますので、ご参照頂けると幸いです。
お金の使い分け家計術の正体
ここまでで、生活用口座と貯蓄用口座のストックとフローの紹介をしました。
で、この二つはくっつけることができます。
理由は、この2つ、どちらも月初め(ex給料日)の状態を書いているからです。
ぷ:( ゚Д゚)同じ日の出来事だから、くっつけることが出来るんです。
じゃあ、くっつけます。それがこれ、
これが、月初めにおける、”お金の使い分け家計術”の
ストックとフローの全体像です。
ぷ:( ゚Д゚)確かに、月初めのお金の状態が全部分かります。
そうですね。
で、これが、”お金の使い分け家計術”の仕組みそのものでもあるんです。
ぷ:( ゚Д゚)ストック・フローを使った家計管理の仕組み
ぷ:( ゚Д゚)つながりも、シンプルで分かりやすいから、
ぷ:( ゚Д゚)一目で分かる。
ぷ:( ゚Д゚)・・つまり、”お金の使い分け家計術”は、
ぷ:( ゚Д゚)この仕組みに従って行われるから、
ぷ:( ゚Д゚)簡単にできちゃうわけだ。
これが、”お金の使い分け家計術”の正体なのでした。
まとめ
今回、”お金の使い分け家計術”において、ストックとフローの関係で表記しまいた。
そして、この家計術のやり方(仕組み)は、正に
ストックとフローを使った家計管理である
ということが言えました。
・・・以上、”お金の使い方家計術”の正体のご紹介でした。
ぷ:( ゚Д゚)全部が分かってすっきりしました。
追記
以下追記になります。月初めの重要性について書いてみます
ぷ:( ゚Д゚)第一回~三回の記事を見ると分かりますが、、
ぷ:( ゚Д゚)生活用口座も、貯蓄用口座も決済は”月初め”と紹介しましたが、
ぷ:( ゚Д゚)それはなんでか、がストックとフロー関係からも言えます
ぷ:( ゚Д゚)それは、月初めが
ぷ:( ゚Д゚)ストックとフローの全てが完成する
ぷ:( ゚Д゚)特別な日だからですね。
ぷ:( ゚Д゚)なぜなら、この日に生活費口座が初期化され、
ぷ:( ゚Д゚)余剰金が確定するからです。従ってこの日が、
ぷ:( ゚Д゚)ひと月に一回、全てのフローが確定する日なんです。
ぷ:( ゚Д゚)なので、この日を決済日とするわけです。
あ、あと、一応言うと、
ぷ:( ゚Д゚)実はこれ、家計簿つけるつけないは関係ないです。
ぷ:( ゚Д゚)実も蓋もないですが、家計簿つけられる方ももちろんできます。
ぷ:( ゚Д゚)月初めに生活用口座の余剰金さえ出せればよいので、
ぷ:( ゚Д゚)よかったら、やり方としてご検討ください。
では、
ぷ:( ゚Д゚)またあいましょう。
以上です。
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