【家計管理 考え方】子供に伝えたい。住宅ローンを抱えることのリスク
こんにちは、ぷろまねと申します。本ブログはプロジェクトマネージメント職としての自身の経験をに基づいた、子供3人5人家族の家計管理プロジェクトの実践記(と雑記)です。
今回は「家計管理 考え方」になります。子供へ伝えたい住宅ローンのリスクについて書いてみます。
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※2021/4/14 本稿について、一部ご見解を頂きましたので、補足を追記しました。
本稿は、シリーズものです。未だお読みいただいていない場合は是非。
◇ これから幸せと不幸を分けるもの。知らないなら知っとくべき事実を今の内にご紹介。 - ぷろまねさん家の家計簿ブログ
◇子供の為に考える。これからの働き方と資産形成について1.知っておくべきリスクと課題。 - ぷろまねさん家の家計簿ブログ
◇子供の為に考える。これからの働き方と資産形成について2.知っておくべき課題に対する対処法。 - ぷろまねさん家の家計簿ブログ
◇子供の為に考える。これからの働き方と資産形成について3.知っておくべき課題に対する行動指針。 - ぷろまねさん家の家計簿ブログ
【付録】【家計管理 考え方】子供に伝えたい。住宅ローンを抱えることのリスク - ぷろまねさん家の家計簿ブログ
- 住宅ローンを抱えるリスク
- 住宅ローンを抱える最大のリスクは、「返済額を支払えない」であること。そして、その顕在率は高く、且つ、顕在化した時の被害が甚大であること。
- 子供に伝えたい住宅ローンを抱えることのリスク
- 子供に伝えたい住宅取得の考え方を想像する
住宅ローンを抱えるリスク
今日は家計を疲弊させる、憎っくき「住宅ローン返済」について書いてみます。
ぷろまね、全然教育熱心ではない家庭に育ったので、小さな頃より両親に勉強を教えてもらったことは無いけれど。。ことあることに次のことは聞かされてました。
- 「サラ金に手を出すな」
- 「住宅ローンはよく考えろ」
- 「連帯保証人になるな」
ホント、これだけは息子に教え込む。ぐらいの感じでした。
で、、そのまますくすくと成長してしまったもんで、
「借金は悪」「利子は悪」・・理由はともかく・・
のマインドが基本的に頭にこびりついています。
リボ払いなんで、サラ金以上のことしてんじゃないの。。とかとか。。
それが、
資産運用の対しての情報遮断まで引き起こしていた要因だったことは間違いなく、
ぷろまねの人生における失敗点であったともいえるのですが、
それは、ともかくとしても、、
親の言ったことは間違ってはいません。
と考えています。それで、情報遮断したのはぷろまねの責任。。です。
今回は
住宅ローンを抱えることのリスクについて、ぷろまねが重要視している内容と、
それが、子供達の世代における影響を書いていきたいと思います。
住宅ローンを抱える最大のリスクは、「返済額を支払えない」であること。そして、その顕在率は高く、且つ、顕在化した時の被害が甚大であること。
ぷろまねの家には、よく、、
月々の家賃と同じぐらいの月々の返済額(7~8万円)で、持ち家を持てます。
あなたも是非持ち家ライフをエンジョイ(^_-)-☆
というマンションのチラシがポストに入ってるんですが・・
ぷ:(; ゚Д゚)これ、全然違うしね!!同じじゃないしね!!
と思う訳です。
飽くまで金額だけを見たら同じですけど・・・
賃貸と、住宅ローンでは、それが持つリスクが天と地ほど違います。
どんなリスクかと言うと・・
住宅ローンを抱えると発生するリスク
- ローンによる月々の返済額は絶対に支払わなければならない
- 1.の為、債務者は返済額分を毎月必ず準備しなくてはならない
- 2.が出来なければ、家庭が崩壊する(分かってんだろうか・・)※1
※1 2021/4/14 追記。本項目は想定リスクの検討手順に則り、返済不能となった場合に起こり得る最悪事象を想定して記載しています。実際は返済不能となった場合でも、適切な手段(物件売却、返済計画の見直し等)を用いることにより、リスクを回避、または低減されるケースが多いです。
です。
「この世に絶対なんかない」・・なんて漫画でよく聞く言葉ですが、
例外はあります。それが1.
ぷ:(; ゚Д゚)借りたモノは『絶対』返さなければならない。しかも利子付き。
それゆえに2.
ぷ:(; ゚Д゚)返す分は期限までに『絶対』準備しなければならない。何が起ころうとも、何をしようともダ!!
で、2.が出来なかった場合3.の被害度は
ぷ:(; ゚Д゚)人生オワタ、レベル。。
です。
・・・
プロマネの世界では、リスクの対処についての優先度の考え方がありますが、
簡単にいうと、リスクの顕在化率、被害度、緊急度 を指標とします。
「住宅ローンを組む」ことについては
まず、
被害度については、言うまでもなく 最悪レベル です。。
次に、
顕在化率、すなわち、返済額を準備できない確率を考えます。
ここでは、法人倒産と、健康状態を見てみます。
普通法人が倒産する割合:0.25%程度
うつ病になる確率:生涯有病率 3~16%程度 内 40%が退職と考えると 1.2~6.4%
以上より、リスクが顕在化する確率は大体 1.5~6.5% ありえない高さ。
ぷ:(; ゚Д゚)顕在化率・・パネェぐらい高い・・
因みに、ぷろまねの会社の製品では被害度がどれだけ小さくても、1.5~6.5%よりずーーと低い故障率(具体的数値は伏せます)で「重大対策案件」になります。
そして、
緊急度。これは、リスクの顕在化が「常時起こり得る」と考えると
これも緊急事態宣言級です。まさに、今ここにある危機。です。
なので、住宅ローンを組むリスクというのは、ぷろまねの感覚では、
ぐらいです。。
これを、賃貸と同列に扱う時点で疑問を呈したいぐらいのぷろまねですが、、
それは、さておき、
ぷ:(; ゚Д゚)一般的なリスク指標に照らし合わせると、住宅ローンって、頭100個以上とびぬけているんだゾ!!
というのは、分かってもらいたいです。
また、
ぷ:(; ゚Д゚)実は、繰り上げ返済を最優先するってのはリスク対処の観点でいうと正しい行動なんですよ。教育費や、老後資金は緊急度が低いからです。
以上が、
住宅ローンを組むことに対するリスクとして、ぷろまねが重視している点でした。
それでも、ぷろまね、住宅ローン組んだけどね。。
ぷ:(; ゚Д゚)後で、怖さを知ったのさ。。時すでにお寿司。
子供に伝えたい住宅ローンを抱えることのリスク
上記で、住宅ローンを抱えるリスクについての思いを書いてみたぷろまねですが、、
自分の子供には、更にリスクが増えることを伝える必要があると考えています。
それがこちら。
子供世代の追加リスク
- 長期雇用が前提の住宅ローン。今後の雇用流動化によりリスクが最大化
- 月々の「絶対支払い額」が100年世代の生き方を阻むリスク
- 100年世代の生き方が出来ないと、長く苦しむ人生が待っている
まず1.
現在においては、流石に将来給料が上がることを前提に住宅ローンを組む人は少ないでしょうけど、
将来まで、雇用され続けることを前提にローンを組む
の考えは、未だ絶滅していません。。。
近いうち、これが最大のリスクとなるとぷろまねは考えます。
というのは、政府と企業が既に、雇用流動化方向に舵を切っているためです。
これは、住宅ローンが「長期にわたり支払い続けることが出来る」ことを前提に作られた制度であるため、
雇用流動化(すなわち短期労働化)は現在の住宅ローン返済システムと非常に相性が悪い制度です。
ぷ:( ゚Д゚)この時点で、子供には長期ローンなぞ組むなと言いたいっす。
でも、これは、債権側も対策を打ってくると思うんだよね。じゃないと、誰もローンで家買わなくなるし・・・銀行さよなら。。になっちゃうし。
次に2.
次の100年世代の生き方について考えます。こちらの考察については以前、記事にしました。良かったら是非。
次の100年世代の生き方のキーワードは
「その時に一番大事にしている生き方を選びながら生きてける」
ですが、それを阻害するのが・・既出の住宅ローンのリスク
- ローンによる月々の返済額は絶対に支払わなければならない
- 1.の為、債務者は返済額分を毎月必ず準備しなくてはならない
です。
一番大事にしている生き方を選んだ結果、時に収入が得られない場合もあります。
そして、”それも込み”で、人生設計をするのが、100世代の生き方です。
その人生設計を住宅ローン返済が縛るのです。
ぷ:( ゚Д゚)この時点で、子供には長期ローンなぞ組むなと言いたいっす。2回目。
時代に適応した生き方が出来ない人には、生きづらい人生が待っているでしょう。
そして3.
100年世代の名の通り、人生長いですね。書くまでもなく、それがリスクです。
子供に伝えたい住宅取得の考え方を想像する
ぷろまね。自分の子供には、上記を伝えたうえで、住宅ローンを組むリスクをよくよく検討してもらいたいと考えています。
ぷ:( ゚Д゚)それでも、組むと決めたなら何も言わんけどね
とはいうものの、、
時代と共に住宅ローンのシステム自体がなくなっていく(若しくは大きく制度が変わる)だろうなと、思います。
で、
ぷろまね、これからの世代の住宅取得はこんな形になると思うんですよね。
100年世代の住宅取得の考え方
- 住宅の取得も、100年世代の人生設計に組み込まれる
- 1.より、住宅取得はキャッシュである
- 住宅取得額は資産運用で構築し、人生の後半で取得する
ぷ:( ゚Д゚)まぁ、人生の前半は自分の人生を思いっきり楽しむので、
ぷ:( ゚Д゚)住居は自由が利く方がいいだろうし、
ぷ:( ゚Д゚)年を重ねて、そろそろリタイアしようかなと考えた時、
ぷ:( ゚Д゚)終の棲家として家をキャッシュで買う。
てな感じかと思います。
こんなことを、子供たちに伝えていければなと思ったぷろまねでした。
以上です。
◇家計・資産形成の考えと取り組み記事へのリンク
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